美術館時代の名日記集04


○2004年HP転換期(データアート公開中止、アナログ修練の開始)

 1月 3日(土)〜新年あけましておめでとうございます〜

 しばらくは低調に進めていきたいと思います。GIがメインなHPですので、更新がストップしても驚かないでくださいね。
 田舎で寝正月というか、テレビ正月を満喫してきました。その中のCMでチャゲ&飛鳥の「SAY YES」を久しぶりに聴きました。この曲は「101回目のプロポーズ」という1991年頃に流行ったドラマの主題歌で、当時僕は中学生くらいだったのですが、曲中の「君は確かに僕を愛してる♪」というところがしっくりこなかった記憶がありました。でも今聴くと、なるほど、やさしくていい歌詞だと思えるようになりました。

 有馬記念は逃げ馬がタップ1頭で世間ではスローの予測が多かったんですが、僕の日記のラップ予想は速くなる(ミドルペース)と予想。結果はそれ以上のハイペースだったんですが、警鐘を鳴らせたことは良かったかなと思います。調べてみたらツイターボ並みの破滅ラップでした。来年もラップ予想やりましょう。

91 90.6H ツインターボ   14着11人気 48.2-36.1 ダイユウサク   35.3     差先逃 速い
92 93.4S メジロパーマー  1着15人気 49.0-37.3 レガシーワールド 34.8     差差追
93 91.3MH メジロパーマー  6着9人気 47.5-35.3 トウカイテイオー 35.0     先先差 速め
94 89.9HH ツインターボ   13着10人気 50.0-36.7 ナリタブライアン 34.8     差先差 速い
95 93.9S マヤノトップガン 1着6人気 47.5-35.3 タイキブリザード 35.4 逃不在 追追先
96 93.1MS カネツクロス   8着11人気 49.1-36.8 サクラローレル  36.5 逃不在 追差差
97 93.0MS カネツクロス   16着14人気 49.9-37.5 シルクジャスティス37.0 逃不在 差差追
98 91.9M セイウンスカイ  4着1人気 48.6-36.4 グラスワンダー  35.3     逃差差 速め
99 97.5SS ゴーイングスズカ 6着14人気 47.6-35.3 グラスワンダー  34.6 逃不在 差差追
00 93.8S ジョービッグバン 13着11人気 49.0-37.2 テイエムオペラオー36.4 逃不在 差先差
01 95.2SS トゥザヴィクトリー3着6人気 46.1-34.6 マンハッタンカフェ33.9 逃不在 差差差
02 93.5S タップダンスシチー2着13人気 47.6-35.8 シンボリクリスエス34.6 逃不在 先差追
03 90.0HH ザッツザプレンティ11着5人気 48.3-35.6 シンボリクリスエス35.3     差逃差 速め

 1月 7日(水)〜競馬予想に求めるもの〜

 須田さんのガラットを少し立ち読みした。冒頭の部分ではなかなか興味深い考え方が書いてあった。わかりにくくまとめると(気になったらお手に取ってみてください)、それは予想に「100−0」「0−100」を求めるのではなく、事前にわからない部分を諦めることから始まり、自分のオッズと比較して30%程度オッズがついている馬券を選ぶ、というものだ。予想を諦めて、偶然の割合を多くする考え方。

 僕は「競馬に絶対はない」と頭で考えていながらも、予想にはできるだけ「絶対」を求める姿勢でいる。消去法「馬滅」の水準を見てみてほしい。去年のGIで印を打たず消しと短評した馬で連対した馬はいない。オークスのチューニー、安田記念のアドマイヤマックスは難しかったが、基本的な見立てとしてはまずまず実績があると思っている。今後とも、基本的な見立てを消去法などのデータで根拠を持って絞ることに重きをおきたい。ただし、アナログの部分は減らしていきたいと思っても、最終的にゼロにはできない。パドックや馬体重、調教、不利、馬場、騎手など調整すべき点は多く、その方向は間違いだと感じている。「まずは絶対を求めたデータアートで絞り、そこからアナログ」

 僕は今のところ広義のギャンブラーであっても狭義のギャンブラーではない。今の賭け方をしていても、ものごっつ儲かることはないだろう。僕にとって1Rの的中回収率は180%くらいあればいいという状況だ。10000円〜15000円の大勝負で180%の回収率が取れれば、掛け金3000〜5000円程度のGIを2、3回くらい楽しめる。僕の的中率は3割あるし、実際には250〜500%くらいは守備範囲なので、大きく出たところでいくつか負けてもやっていける。ここから抜け出して大きく儲けるには、的中率より回収率に眼を向けなければならないんだろうことはわかるのだが、そもそも購入対象レースが年間21Rしかない守備範囲でそれを行なうのは心理的に厳しい。評価の対象期間(1年)中に1勝もできないかもしれない(笑)

 競馬というのはギャンブルであり、競馬で儲けたい人はギャンブラーとしての勘をもっと磨く必要がある

 以前、メールでいただいた言葉ですが、今の僕はまだ的中率志向で、自分の勘を磨くことはしていない。データしか…ない。当然、熟成されたデータの下で条件が揃えば大勝負したいとは思っているけど、今はまだ3年目、データ構築がメイン。でも、完成されたデータなどない、半ばそう悟っている人間が、データの熟成を待ってそのうち大勝負かけてやろうと思っているのも矛盾なのかもしれない。抜け出せないんじゃないのか? 勝負どころに自信がないわけじゃない。的中馬券展場とGI成績表を見ていただければわかるが、15000円規模の勝負での的中率は50%ある。もちろんこれだけでも足りない。点数をもっと絞って、穴目も当てられるようじゃないと。

 でも、まだ僕自身がそこまでいけるレベルじゃない。堀固めなしで万勝負はできるだけしたくない。自分のレートを軽々しくは変えられない。こう考えていくと、そこまでして儲けたいのかわからなくなってくる。自分が競馬に何を求めているのか、予想には、データの絶対を求めていきたいが、馬券には…。まだ、データに基づかれた万勝ち程度の的中で満足している僕がいる。複雑な気持ちだ。

 1月11日(日)〜プロジェクト×(ペケ)地上の星屑模擬参戦の感想〜

 結果は呉竹賞が当たったぶんずいぶんましだったと思う。印象強いのは予想する段階のとき自分の平場能力のなさ。愕然(笑)まあGIをデータのみで予想しているから無理はないんだけど、これだけ競馬をかじってるんだからもうちょっと平場も見とこうと思いました(^^; 昔平場研究してたときも確率とかに頼っていて、(正統派)個々の馬の能力とかで見るのは初めてなんですw 記念すべき第一歩に、なるかな??

 2月 7日(土)〜共同通信杯の見立て〜

 能力と馬場では、アポインテッドデイに◎だったのだが、8枠を引いた。まぁ、8枠といっても9番なので先行するのに大きく割引が必要な不利というわけではないが、芝1800mだけに嫌な流れ。また、アポインテッドデイを差しきる脚を持っていると思っていたマイネルデュプレが大外を引いて、外を回されるおそれが出た。10頭なら、スムーズにいけるだろうとは思っても北村君で、こちらも不穏。切れ脚と言えば、ナムラシーザーも外回す組で信頼できない。マイネルゼストあたりスムーズに逃げればチャンスがあるように思えてきた。POG馬のブラックコンドルは先行してほしい。

 ◎アポインテッドデイ
 ○マイネルデュプレ
 ▲マイネルゼスト

 3月 7日(日)〜早くも時計比較に限界を見た(笑)〜

 競馬への取り組み方を見直して一週間、かなり頑張ったんですけど、5戦2勝で今日はややマイナス。未勝利は調子いいものの、500万下とメインで外してしまって。特に8Rは逃げ馬の2頭がいかないというおかしい展開。なんじゃそりゃって。うーん、今週やったことを続けるのは精神的にも体力的にも厳しいかな、と早くも感じています。ダイワメジャーのこともあり、500万下からは撤退します。時計だけじゃなくて潜在能力の見立てが必要になってくる印象です。弥生賞はフォーカルポイントが人気しすぎな感じがあり、3連複に変更したら1,2,4,5着(クラシック1線級の4頭ですわ)。くやしいね(^^;
 未勝利戦を勉強しつつ、従来のスタイル、データアートの洗練を中心でいきたい。弥生賞が終わったら、皐月賞展望などがすごく楽しくなってきてます♪それがデータの醍醐味でもありますからね。競馬やるなら楽しまなきゃ。

 3月20日(土)〜若葉SとフラワーC〜

 トライアルの展望もしてみようかな。

フラワーCはダンスインザムードがどれだけ強いかだけど、
前走の2着馬がアッサリ敗退してるのを見ると
めちゃくちゃ信用できる素材かにはやや疑問もある。
500万もほぼ持ったままで走っていたのでツインクルヴェールと比較しちゃいけないけど。
このレースは男勝りな馬に相性のいいレース。
ヤマニンアラバスタが面白い。ここを連対、クラシック凡走がよくあるパターン。
ただし雨っぽいよね。買っちゃいかんな。

若葉Sはハーツクライからナムラシーザー、ケージーフジキセキ、スズカマンボの馬連で取れないかな。

 3月21日(日)〜もうちょっとと思うけど、いまだ壁の手前〜

 今日の戦譜。

1R、フジエイワンの粘りに屈す。初出走のウインストリーク、アイルビーホーム沈没。少なくともアイルビーバックは押さえる必要なかったかな。フジエイワンは1走のみだったし、こっちを選ばなきゃ。5000円取りのがす。

2R、最後に切ったスカイローズの差し込みに屈す。1Rの教訓とパドックでレディミーティアは消せたが、スカイローズも一緒に消してしまった。やはり1戦だけの馬は注意だね。2500円取りのがす。

小休止し、馬友と合流。ここからは指定席で、回避するのももったいないと思い賭けていく。

6R、ヴリルが抜けているのは当然。相手はマイネルポロネーズ1頭にして馬連、ワイドを購入。見事的中。少頭数だったが7番人気馬だったので馬連1630円、ワイド660円をゲット。500円投資の5240円バック、取り返す。選んだ理由は、先行不利だった東スポ杯で先行バテし0.9差、後から行く馬が不利だった水仙賞0.7差だったので力でもいけると踏んだ。馬場に助けられたのもあるだろうが、ハマった。

7R、ベルモントコロナ失速。パドック見て買ったが、新馬戦はわからんわ。今日は外差しかなと思う。

8R、古馬500万だが、最近わかってきた時計比較で、スギノフクヒメ、スーパーモア、ダイワフェロー、オーバーチュアー、ミヨノドリームに絞るが、更に位置取りを考えてスギノとスーパーを切って3頭の馬連ボックスにしたら、1,3,4着(苦笑)。スギノが2着に来てしまった。3連複は3700円だった。

9R、また時計比較。セピアメモリーは相当な器と聞いていたので、この馬とバリオス、そしてインターランスターそれぞれの2頭軸の3連複を買うが来たジャズアップも人気があり1100円投資の1330円バック。

10Rは回避してメイン予想をする。エースインザレースが逃げ切ったことで馬場がまたわからなくなったが、やや外差しと評価、キョウワスプレンダとマイネルゼストをピックアップする。

11R、コスモサンビームとミスティックエイジから3連複でブラックタイド、キョウワスプレンダ、マイネルゼスト、アポインテッドデイ、ダイワメジャーに流す馬券に、波乱も考えてコスモサンビーム、ミスティックエイジ、ブラックタイド、キョウワスプレンダ、マイネルゼスト、アポインテッドデイの3連複ボックスを買い足す。あああああああ!11番人気のダイワメジャーが3着…。1500円ケチって42000円を取り逃す。外差しの見立てはOKだった。

11R(阪神)、データアートを基にリンカーン、ザッツザプレンティの馬連を買おうと思ったら1.5倍。3連複に変更。ナベちゃん…、もっと溜めていいんだよ。2強を意識しすぎたかな〜。

12R、時計比較。1月の中山での時計を見ると、どう考えてもパラダイスシチーが抜けているのは確か。相手が6頭までしか絞れなかったので200円つくならと単勝負してなんとか勝利。渡辺に賭けた分は意地で取り返した。

 後評。スプリングS分(4000円)負けた。ダイワメジャーは1/17分の能力で芝も走れれば面白いと思ってたけど、こんなに走るとはなぁ。「あともうちょっと運があれば当たってた」きっと多くの人がここにいるんだろうなと思う。絞れなかったり、切ってしまったところは自分の馬券力なので言い訳にすぎないけど、なかなかうまく歯車が回ってくれないよね。今日は6Rが当たったけど、勝ったのも負けたのも紙一重と思う。未勝利戦をやってるだけで午後のレースの時計比較もできるのがわかりそれは収穫。深追いすることなく、GIでの美しい的中を目指したい。

 4月 4日(日)〜データアート閉鎖について〜

 とりあえずデータの見直しのためデータアートを閉鎖したのですが、
データを公開することについて、考え方が変わってきたのが真相です。
データを見ていただき、このデータに該当するから消しです、と客観的合理性をガラス張りにして
紹介する今までの形はとてもいい方法とも思っていますが、
最近自分のデータ精錬の技術がある程度のところまで来た、という自負を持てるようになりました。

ここからは僕自身の言葉(予想)に合理性があるようアピールしていきたいと思っています。

「秘すれば華」
一言で表せばこの言葉となるんだと思う。
次のGIで自分がどの馬に◎を打つのか、ギャラリーに事前にわかってしまうのも面白くないですしね。
そのぶんGI予想はしっかりしようと思います。
どうしても聞きたいことなどあればメールや掲示板にお書きください。
うまくいけば、HPの大幅な改新も考えています(サブタイトルがね)

天皇賞春だけは、参考のために公開しています。
今年はリンカーンが堅いですね。ネオは今日勝ちましたがやや厳しいです。

桜花賞はマルターズヒートとクリスタルヴィオレを落とします。
アズマサンダース、ヤマニンアルシオンを再考中。

 4月 7日(水)〜桜花賞の桜吹雪データ〜

 今年から導入した桜吹雪データの説明をここに書きます。
A.前3走にOP以上の1200m戦勝利歴がある(特に阪神JFの直後だと厳しさを増す)
B.前5走にマイル重賞戦歴のない、キャリア5戦以上馬
どちらかにでも該当すれば発動。過去の好走は2着1回(チューリップ賞が中京1700m、フィリーズレビューが中京1200mで行なわれ、レベルも低かった94年のツィンクルブライド)、3着2回のみ。これも春一番と同じく人気以上の好走が難しくなる。

 春一番と桜吹雪で、今年も割のよい馬券をゲットしましょう!
でも人気馬ばかり残ったな。

 4月16日(金)〜なかなか難しいもんだ〜

 2月頃から平場予想などもかなり頑張って、3歳関東ダート馬の馬場差調整能力数値をエクセル表に作成したくらいだったが、GIが始まってきたらそっちに割く時間がなくて困っています。根幹であるGIデータアートの手を緩めるわけにはいきませんからね。未勝利戦。最近は新馬も混じっていて難しくなってしまっているし、朝早いのがかなりの欠点(笑)未勝利戦で稼ぐ時期は過ぎたように思います。GI予想&データをやりながら体勢を整えます。風邪もひいてしまったし、友達等の付き合いにももっと時間が必要な上に最近はドラクエ5やダビスタ04などもやりたいですしね。

 今年はGIでまだ当たりがないんですが、データ硬度が上がってくるのはこれから。まず今週の皐月賞でガツンと的中させたいですね。結果の言い訳をできるだけのデータはありますが、その上を行かないと。ま、ご期待ください。

 4月20日(火)〜ダービーへの道をもう一度ご覧ください〜

 皐月賞の着順を改めて見ると、
1着ダイワメジャー  (スプリングSで一番強い競馬をしていた馬)
2着コスモバルク   (ややレベルの高かったラジオたんぱ杯勝ちに加え弥生賞の勝ち馬)
3着メイショウボーラー(レベルの高かった朝日杯2着、弥生賞2着馬)
4着コスモサンビーム (レベルの高かった朝日杯勝ち馬)
5着ミスティックエイジ(ややレベルの高かったラジオたんぱ杯2着馬)
 ということで、2〜5着は2004年ダービーへの道で何度も「関連性が高く、レベルも高かった」と評価していた朝日杯とラジオたんぱ杯の連対馬が来ていた。朝日杯と同じような馬場だったんだし、この結果は至極妥当な気がしてならない(コスモバルクはそのメイショウボーラーのマイペース逃げを差し切った弥生賞でさらに評価できる)。メイショウボーラーとコスモサンビームは現時点ですでにダービーのらくらく軸データで3P以下が確定しているため、ダービーでは厳しい。NHKマイルCは多分良いデータとなるのでそっちに一本でもいいくらいだ。バルクの複はダービーでも銀行馬券に使えそうですね。

 5月 1日(土)〜GIデータ予想家に戻り〜

 しばらく勉強させてもらっていたグリーンチャンネルを解約しました。
今日の競馬新聞を購入せず、また、先週月曜は週刊競馬プックも買ってませんし、
先日お話した仕事の関係で身の回りの生活がどんどん以前(昨年冬)のスタイルに戻ってきました。

 この期間で勉強になったのは、平場の見方と難しさ。
平場のダートの未勝利戦を見ていて、そこで楽勝したからって、500万下ですぐ壁にぶち当たる。
500万下で楽勝したって、OPにはまた壁がある…。
未勝利戦の勝ち時計水準を2秒以上上回ったダイワメジャーやグランドホイッスルでさえ、
コロっと負けるんですからね。
後者の前走などは、2番人気スレッジハンマーはありえんと思いましたが、
フサイチバルドルが先着したのはいいとして、サクラスペリオールに負けちゃったり。
別のレースではケイアイコンドルやシャドウハーツが馬券にならなかったり。
持ち時計だけじゃ駄目、その日の馬の状態で結果は変わってくる。

 思い出深いダイワメジャーがメジャーになってくれたのでこの馬で説明すると、
フルオブファイトに負けた500万下はパドックも入れ込み、レースでも2角で引っかかって
全くこの馬の力を出せていませんでした。
このときのフルオブファイトに8馬身差で圧勝できるだけの持ち時計がありつつ負けてしまうのですから、
状態の重要さがわかります。
この500万下に行く前には特別戦を除外されて、直前の調教を軽めにしすぎたという経緯もありましたね。
この馬、その気性がいつも問題で、パドックでは3人体制で引かれる(乗る)ことが多かったんですが、
(新馬戦のパドックで寝ようとしたエピソードもあります(笑)度胸あるよ)
最近は2人でいけるほど落ち着いてきました。
落ち着いているといっても他の馬よりは暴れているので、横比較をすると痛い目に遭います。
この個性派の過去をよく知ることができたことは僕の競馬眼の糧になりましたし、
実はPOG馬で馬券も儲けさせてもらったりして、とてもいい思い出になりました。

 これからしばらく平場から撤退しますが、華の舞台GIの下にはまた一味違う世界が広がっています。
よく見たことがないという方は是非一度勉強してみてくださいな。

 5月 6日(木)〜次のレース展望へ切り替えよう〜

 天皇賞春について、「騎手のレベルが低い」という見方が多いが、それを皐月賞と同じと見るべきではない。
天皇賞は人気馬が能力を発揮できなかったレースであり、
皐月賞は人気(差し追込み)馬の人気がかぶっていたレースだ。
皐月賞の差し追込み馬は、早めに動こうがおそらく勝負にならなかったというのはラップを見ればわかるはず。
先行馬の能力が一枚上だった。
天皇賞は3分18秒の決着にも関わらず上がりが36秒台。
33秒台や34秒台を出せば皆チャンスがあっただけに、これはあまりにもひどい。
大逃げしているように見えたイングランディーレのラップでさえややスローなのだから
後続は恐ろしいスローペースでの溜め殺しだ。

ということで、(必死に自分の予想を肯定し)前向きに次の予想へ向かおう。
NHKマイルC。
自分でレベルの高い皐月賞先行組と言っているだけに、ここで凡走されては困るのが
メイショウボーラーとコスモサンビームあたり。
それぞれ2歳エース、2歳王者と呼び名を使い分けてきたが、2頭ともここでも通用するはずの器だ。
そしてまた、この2頭より落ちるアポインテッドデイでさえ、NZT組とやれば勝ち負けだと思っている。
覆すとしたらデータで好印象のキングカメハメハ。今年のマイル重賞を2つ勝ったシーキングザダイヤか。
シーキングは相手関係で強くない印象もあるが、いずれにせよあまり荒れないんじゃないかな?

メイショウボーラーにとってはここが最後のGIチャンスかもしれない。
というのは朝日杯のときも実は思っていたのだが、弥生賞2着、皐月賞3着で衰えはない。
(どうしてもタイキシャトル産駒なのでタイムリミットが気になる)
朝日杯でSランクついた馬だし、GI馬になってほしいなあ。
しかし、立ちはだかるデータアート。
《前3走に(1−1−1)のある馬は(1.0.1.2.2.29)》
唯一の勝利は99シンボリインディのみで、しかも条件戦時代にスピードの違いで逃げただけ。
3着が去年のマイネルモルゲン、これも逃げたのは前3走に1回だけ。
逃げ馬として掲示板に載ったのは去年の4着ユートピア、98アマロ5着しかない。
NHKマイルCは逃げ馬不遇のレース。
弥生賞2着があるので、他の好走データは満たしているし、
これまでの実績は02タニノギムレットに次ぐものだろうが、本当に大丈夫なのだろうか。

 5月17日(月)〜オークス展望〜

 NHKマイルCは会心の予想的中でした。このままオークスも勝ちたいですね。
さて、今年のメンバーは他路線組にパっとした馬がいません。
関連レースの中では桜花賞のレベルが抜けて高く、
桜花賞組で決まると思います。

ダンスインザムード
アズマサンダース
ヤマニンシュクル
スイープトウショウ
ダイワエルシエーロ
レディインブラック

6頭まで絞りました。
負けた組では、春一番だった馬に注意しましょう。
桜花賞でコケてオークスで来るタイプですから。
ダンスインザムードは本当に堅いんでしょうか?
3連複6頭BOXか、ダンスを軸にするか迷います。
いずれにせよ今回は2000円くらいですね。

追記。ギャロップデータでなかなか良いデータがあったのでレディインブラックを消します。
逆にヤマニンアラバスタは桜花賞でかなり外回していただけにやや怖いな。

 6月 2日(水)〜今期も大勝を逃してしまったなぁ〜

 先日の日本ダービーは本命のコスモバルクが展開に敗れ、おさえのキンカメ−ハイアーの馬連も横山典の突っ込みでパー。予想はふがいない結果に終わり、かなりのショックを受けた(ダービーのジンクス、1番人気が強く、2番人気は不振、さらに1,3番人気からの3連複を買えばいい等に負けたことは屈辱だ)。展開のリスクも取り入れる必要があるな。さっきVTRを初めて見直したが、マイネルマクロスの暴走で壊れかけたレースを、本物といえる能力を発揮したキングカメハメハが勝利してくれたのは競馬界にとっても良かった。ハーツクライじゃなくて。ハイアーゲームも強い競馬をしているし、蛯名の仕掛け誤ったせいで最後差されている。でもあそこで行かなくてもキングカメは残ったから、蛯名を責めるものでもない。

 1万5千円以上賭けるレースでの勝率は50〜60%だったと思うので、この春の天皇賞とダービーの結果はかなり辛い。掛け金をわざわざ分けている意味がない。しかし、その敗因はともに「展開」という要素であり、その詰めが甘かったのは事実だ。去年の宝塚記念以降、「馬場差」にはかなり注意を払ってきたつもりだが、また飛び越えならねばならぬハードルが出てきた。

 「展開」に殺された天皇賞春とダービーの伝統ある軸データ。この修正をどうすればよいか、今は正直見当がつかない。データが時には足かせのように感じることもあるが、でも僕の武器はデータなんだ。しかも、その辺に転がっているジンクスめいたものじゃなくて、理からなるデータでありたい。人と違う武器を持つことが競馬予想の醍醐味だから、続けたい。

 アナログの旅、「能力」→「馬場差」→「展開」… この先にはパドックや状態となっていくのかな?

 宝塚記念でまた何か見えるかもしれない。去年は馬場差にやられたが、自分のデータ硬度は現在唯一のAランク。春最後の巻き返しに全力を尽くしたい。仕事が忙しいのでできる範囲でという条件はつくが。

 6月10日(木)〜J理論〜

 先日の安田記念の適当所感、後から見てもあんまり的外れじゃなかったね。
ウインラディウスはどっちでもとれるように書いてるし、ツルマルを出してないので予想としてはだめだけど。


 今日は僕らが切磋琢磨して攻略しようとしている競馬を舞台に、ひとつ面白い理論を紹介します。
皆さん、競馬に勝つためには何をすればいいと思いますか?
別の問いに変えると、どんな人が競馬で儲けていると思いますか?

 多分、インサイダー情報のような特別な情報を握るとか、
緻密なデータやシステムを構築するとか、すごい分析能力を身につけるなど、
そういう人が儲かっていると思いませんか?
でも、競馬はゼロサムゲームだから、勝っている人がいればその分負けている人がいます。

 誰が負けているんでしょう?

 初心者だと思いたいところですが、理論上には全くの初心者が選ぶ馬券はランダムに決まります。
ランダムということは、大数的に控除率を引いた75%に落ち着くということです。
初心者のビギナーズラックというのはこのこととも言えそうですね。

 負けてるのは初心者じゃありません。
誤った情報を持ち、手落ちのデータを使い、下手な分析を行なっている競馬ファンということになります。

 なんか実感として思い当たるフシもあるんですが…

 これを座標でx軸に時間(予想成熟度)をおいてy軸に馬券回収率で表せば、J字になるんじゃないかと。
そんなことを考えてJ理論と名づけてみました。
まだ谷にいるとお思いの貴方、早く脱却しましょう。
自分としては底はマイネルデスポット・アメリカンボスの2001年秋から2002秋までだったと思いたい。

 6月17日(木)〜データの洗練の根拠〜

 感覚で「データは洗練しなければならない」とよく言ってきたところですが、
AIC(赤池情報量基準)という理論で簡単に説明がつくことがわかりました。
といってもAICの詳細は難しくてわからないのですが。

 僕なりに簡単に解釈すると、統計のモデルには最尤法というモデルの精度を高めることを
良しとする考え方があるんですが、それだけではまずいんじゃないかと言ったのが赤池氏です。
モデルの精度を高めるのは、変数をひとつ多くすれば済むんです。

 例えば、2つのサンプルがあって、その(次に出てくるサンプルを当てる)モデルは
2つのサンプルに直線を引いたものになります。
また、3つのサンプルがあって、一直線上に乗らなかったら、もうひとつの軸(変数)
を追加します。すると3つのサンプルを通過する面がモデルになります。
これをずっと続けていけば、全てのサンプルを満たすモデルというのは理論上実現可能です。

 でも、それは不安定になると赤池氏は言いました。
理論上は100%のモデルであっても、次のサンプルがそのモデルを満たすとは限らないからです。
しかも、理論上の数値を出せない割に変数が多すぎるのは面倒であると。

 競馬データをやってきた僕としては、この意味が身にしみてわかります。
過去の全馬の成績をデータでまとめることは不可能ではありません。
精神と時の部屋に入って、不合理で膨大なデータを使えばできます。
でも、それが次のレースを完璧に予想できるものかは全く別問題です。

 完璧に過去をカバーするデータ。
今は「完璧に」ではなく「最適に」を求めるように変わってきましたね。

 
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