ファンタジーS 京都競馬場 芝1400m 難易度☆☆☆☆☆


 ・過去の予想

 2004年…不的中
 

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京都11RファンタジーS芝1400m 13頭立て
精緻:
◎ライラプス    1600m65(63.5)
○ケイアイブーケ  1200m67(65)↓
▲ラインクラフト  1400m63★
△リヴァプール   1400m66(62.3)
注モンローブロンド 1400m63(59)
注マイネマリスタ  1200m64(61.5)↓

今日の6Rを参考に指数と展開を考えてみての結論です。
まず、逃げるのはクロユリジョウでしょう。前走逃げてクロウキャニオンに
勝ってますし内枠、松永幹も逃げるでしょう。
コスモキララは最後方からなのですぐ展開からはいなくなる。
すると、クロユリジョウの後ろにつけて溜めるのがラインクラフトで決定。
で、クロユリジョウの斜め後ろにつけてラインクラフトを閉じ込めるのが、
モンローブロンドかライラプス。モンローブロンド佐藤哲の出方がわからない。
ライラプスを見る形にしたいと思えば、その位置に行くのがライラプスに
なるでしょう。マイネマリスタも行ければその位置につけてもいいですが、
小林徹がそこまで積極的なレースをできるかどうか。
ケイアイブーケはじわじわ上がって行くと思います。
コーナーでのロスは免れようがなく、2ポイント減くらいで考えますが、
今日エネルマオーが伸びてきたように、レベルの高さは証明できたので
あとは延長さえクリアすれば馬券圏内です。
展開はスロー、馬群がちょっとかたまって、直線に向かう…
このとき、先頭は内からクロユリジョウ、ライラプス、ケイアイブーケ、
ツルマルオトメかダンシングハートの順。
クロユリジョウは57なので直線に入ったら止まってくるでしょう。
ここで内回りならラインクラフトが出口を失うことになるんですが、
この馬には幸いにして外回り。内側を抜けてくることはできます。
ただ、今の京都の馬場は最内があまり伸びなくなってきています。
これが囮となるのか?
クロユリジョウとライラプスの間はマイネマリスタとモンローブロンドが
狙っているので、ラインクラフトはやっぱり最内から出るように思います。
外を狙っていたら、追い出すまでに時間がかかるので、
エンジンのかかりの悪いこの馬では内を突くほうが利口。
で、ちゃんと伸びるか、成長力があるかはその次の話ってところ。
さて、かなり先行力のある面々が壁を作る直線になるので、
一番乗り難しいのがリヴァプールです。能力はあるんですが、
川島騎手に捌ききれるかどうか。最初から外を狙っていけばいいかもしれ
ませんが、普通に捲くるとロスによる指数減は3以上は確実。
ちゃんと直線向くまで溜められれば、64くらいで馬券に加わることができるが
スパっと切れるというタイプでもないし。かと言って内から行っていると、
最内はラインクラフト、内は壁という状況になる。開くかどうかは賭け(笑)
モンローブロンドは安藤勝じゃなければ、一発の切れを発揮することはできない
と見て評価を下げた。そもそもすでに成長あっての63だし、
相手強化が著しいのもある。
マイネマリスタは積極的に乗れば割って入る可能性がなくもないが、
ケイアイブーケがいるメンバーだし、父スペシャルウィークで、
素軽く開いたスペースを捉えて抜け出すイメージも湧かない。
ライラプス豊は考えていい馬場を通り、しかも相手を邪魔する騎乗をする。
ケイアイブーケ四位は考えてないけど結果的に馬場のいい所を走れそう。
◎○▲の3連単を厚め、△絡みと、◎○から注までをおさえる馬券。
当日の馬場状態を確認しますが、こんな感じで考えています。



回顧:
▲ラインクラフト  1400m63★   1着 2人
注モンローブロンド 1400m63(59)  2着 4人
△リヴァプール   1400m66(62.3) 3着 3人
◎ライラプス    1600m65(63.5) 4着 1人

○ケイアイブーケ  1200m67(65)↓ 7着 5人
注マイネマリスタ  1200m64(61.5)↓8着 10人

敗因は、ラインクラフトの上積みがかなりあったことと、
展開がかなり速いペースになったことでしょうか。
ケイアイブーケは行かないし。まぁ、もうちょっと弱いのかな。
ツルマルオトメの初ブリンカーも落としていました。あれで、
前に行くことも事前に読めましたね。それがあってのハイペースですよ。
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 2005年…不的中

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◇ファンタジーS 東京11R 芝外1400m G3
天気:雨
馬場:先週まではかなりの外差しだったが、Bコースに替わったことで内側も
そこそこ走れるようになった。土曜の2Rではセレーノカントが絶妙の逃げで
粘っており、あまり外を回してもロスが大きくなる。ただ、6Rはやはりエム
エスワールドで、武豊の通った場所がVロード。内枠のエイシンラブリーやビ
ーチフェスタ馬は指数以上に失速していたし、やや外差しだろうか。武騎手は
信頼できますね。去年のマイネルハーティーを見るような騎乗でした。
(あと、カシオペアSも見て確実に外差し寄りだと思いました。)
ただ、低気圧の接近で雨がかなり降る可能性があるとのことです。注意しまし
ょう。

指数上位馬:
◎ニシノフジムスメ 1600m66∵↑≠
○ラッシュライフ  1200m70↓≠
▲コスモミール   1600m63∵↑≠
△アルーリングボイス1200m68↓<1400m62>
×ブラックチーター 1400m52★S
注セントルイスガール1200m66↓≠
注マルカアイチャン 1400m58
注クリノスペシャル 1400m58
 ニシノタカラヅカ 1200m63↓

個々馬紹介:
ブラックチーター 〜あまりに未知〜
ここ最近は新馬戦を勝った後ここも勝つという超エリート馬が出現しているが、
スイープトウショウの時はよく知らないが、去年のラインクラフトに関して言
えば新馬戦で既に指数63★を出していた(時計で1分21秒台!)から、あ
くまでもその馬のレベルで評価すべきだと思う。今年の新馬勝ちからの大物は
このブラックチーター。新馬戦はどこからどう見てもモノが違うというレース
ぶり。4角でもいつでも抜け出せる手ごたえで、直線に入って軽く追われると
楽に4馬身つけた。しかし、そのレースの相手の能力が怪しいのだ。2着した
サザンビューティをはじめ、4着チョウコンドクル、6着ダンツウイング、10
着トーブトップレディが先週の未勝利戦で惨敗(16頭立てで12〜15着。16着
は新馬戦で5秒も負けていた馬だから壊滅的)。このレースを勝ったキシュウ
ティアラも指数のそれほど高い馬ではないので彼らの想定指数は軒並み30台。
これらを子供扱いにしたことにどれほどの価値があるのか。そしてあれだけ楽
に動けただけに追って伸びるかどうかも未知。本線に据えるには割の悪い馬と
見ておさえに留める。

展開&予想:
冒頭に書いた通り、ここは重賞で力を見せてきた馬のガチンコ勝負と見ている。
精緻な指数を出したのは去年からなので去年を参考にすると、前目でスピード
を生かす競馬をしたラインクラフト、モンローブロンドが後方からの競馬をし
たリヴァプール、ライラプスをおさえ切った。ラインクラフトは強いからあま
り参考にならないが、やや前につけられる内枠の馬が有利と考えておきたい。
(もちろん、トラックバイアスは去年と比べて調整する必要がある。去年は今
週までAコース使用だったのに内がまずまずの状態を保っていた)
内もそれほど悪くないとすれば、内からスピードを生かす競馬ができる、アル
―リングボイス、コスモミール、ラッシュライフは非常に有力だったが、土曜
の傾向からはすでに外差し。アルーリングボイスは武豊が導くとしても、ニシ
ノフジムスメのほうに枠の利がある。
アルーリングボイス、コスモミール、セントルイスガール、フォーナインミダ
スと前に行きたくなくてもスンナリ行ってしまうスピード馬がおりスローペー
スにはならないだろう。ただし、逃げたい馬はいないので牽制しながら一番行
き脚のついてしまった馬が先頭に立つという流れか。
武豊は外に出したいので、小倉2歳Sのときと同様に早く動くかもしれないが、
それで押し切れるほどこの馬が強いのかどうか。前売の単勝2.2倍というの
は、本気ですかという印象(すいません^^;)。小倉2歳Sでは確かに、こ
れしかないという出し抜け競馬で内枠不利を克服、外枠利のあったセントルイ
スガールをハナ差退けましたが、小倉の鬼の武豊騎手だからこその早仕掛けで、
京都の外回りで同じことをしても通用しないと思う。アルーリングボイスに関
しては、ききょうSのレース内容が貧弱すぎるんです。斤量2キロ重く距離延
長となる条件で楽に勝ったと言われていますが、最後はマチカネニオウミヤに
詰められていたので、それほどお釣りがあったのかどうか。
直線入り口で馬場の3分所に持ち出したアルーリングボイス。内に並びに行く
セントルイスガール、外からコスモミール、その外からニシノフジムスメ、マ
ルカアイチャン。インからニシノタカラヅカ、ラッシュライフ。馬場の恩恵も
あるニシノフジムスメが残り200mでアルーリングとの競り合いを制し、勝利
するのではないか。後続は、外差しが強化されていればマルカアイチャンとク
リノスペシャル、内が伸びるならセントルイスガールまでおさえておきたい。
ニシノタカラヅカは迷うレベルだが、条件不向きの今回は足りないと見た。

推奨馬券案:
【単勝】◎1点
【複勝】◎1点
【馬連】◎から○〜×への4点
【馬単】◎頭から○〜×への4点
【ワイド】なし
【3連複】◎固定で○〜×へのボックス6点
【3連単】◎軸マルチで○〜×に流す24点
     ◎1・2着固定、○▲△を相手1・2着固定で注に流す18点



結果上位馬:
△アルーリングボイス1200m68↓<1400m62> …1着
○ラッシュライフ  1200m70↓≠ …2着
 ニシノタカラヅカ 1200m63↓ …3着
◎ニシノフジムスメ 1600m66∵↑≠ …4着
▲コスモミール   1600m63∵↑≠ …5着

アルーリングボイス…武豊騎手の奇策がはまったが、溜めての末脚も切れに切
れた。脚質自在の天才少女。指数的には絶対の信頼感は依然ないが、今後も武
豊騎手が乗るなら条件不問で好勝負できるだろう。加速☆。ききょうSのフェ
イクにやられた! 武豊騎手自身も、自身の公開日記で驚いたと書いているよ
うに、正攻法では勝ち負けに持っていけない手応えだったと思う。

ラッシュライフ…内を突いたが、一時は勝利を思わせるほどの瞬発力を見せる。
通常減少分は走った。やはり函館2歳Sでアドマイヤカリブに先着した能力は
伊達ではない。

ニシノタカラヅカ…追ってしぶとい馬だったからか延長で指数が落ちなかった。
この馬に関しては、初期のMAX指数は64だったが、サウスティーダの惨敗
で1ポイント減少させていたのが失敗のはじまりだった。大一番で強いサンデ
ーサイレンス産駒でもあった。注を打つか打たないか最後まで迷った馬だった
が拾えなかった。

ニシノフジムスメ…コスモミールが僅差だったことを考えると、想定していた
持ち指数分走っておらず、休み明けリスクによるものと思われる。とは言え、
器はあるが、最後の詰めよりはバイアスによるものだろうし、上位に混じると
特徴不足のような走りだった。最高指数は重馬場時のもので、そこにも信頼性
がやや足りない状態だったので、こちらを本命にしたのは間違いだったか。
しかし、次は指数を上げる可能性もあるので引き続き馬券対象にはしておく。

コスモミール…引っかかり気味は毎度のこと。内を突いたが、掲示板に載る好
走ができているのでまずまずの内容。この馬自身の指数は走っている。

セントルイスガール…延長による減少。まずまず走っている。

マルカアイチャン…前走が休み明けリスクで多少指数が低く出ていた様子。

ブラックチーターが予想通り危険馬だったわけで、こういう馬がいることから
このレースは美味しいレースだったのだが、アルーリングの瞬発力とニシノタ
カラヅカの延長耐性への分析不足で失敗。外差しをそこまで意識しなければマ
ルカアイチャンやクリノスペシャルは消せるし、そしてブラックチーターもバ
ッサリ切るくらいの勝負勘が必要だと思った。
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 2006年…的中

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◇ファンタジーS 京都11R 芝1400m G3 15:45発走
天気予報:晴れのち曇り
馬場:Bコースに替わり、フラット〜若干外伸びとなっている。
(内外度5→5、前後度6→6、軽重度2→2)

指数上位馬:軸格付D〔γ〕
◎12アストンマーチャン70↓≠
○13ハロースピード  70☆≠
▲4ニシノマオ    64↓≠
△7マイネルーチェ  66↑≠
△9イクスキューズ  65↑
注2スマートカスタム 59↓∵≠
注11カノヤザクラ   60

推奨馬券案:
【単勝】なし
【複勝】なし
【馬連】◎〜△のボックス(10点)
【馬単】なし
【ワイド】なし
【3連複】◎〜△のボックス(10点)、◎○軸で注まで流す(5点)
【3連単】◎〜△のボックス(60点)
     ◎○▲→◎○▲△△→注注(24点)

予想文:
 ファンタジーSは、暮れの2歳牝馬G1「阪神ジュベナイルフィリーズ」を
目標にする馬の叩き台となるレースですが、他にOP級のステップレースがな
いため、毎年既にG1レース級のメンバーが揃います。しかし、12月のG1
と好走馬が異なることが多く、距離・コース形態等による条件が違うことを意
識する必要があります。

 過去10年のファンタジーS3着以内馬を見ると、オイスターチケットとニ
シノタカラヅカを除き、次の条件A〜Cのいずれかにあてはまっています。
A.1200mのOP以上戦で3着以内実績あり
B.1400mの500万下以上戦で3着以内実績あり
C.前走1200m〜1400m(芝ダート問わず)の新馬戦を勝っている

 オイスターチケットが1200mの新馬戦を過去に勝っており、ニシノタカラヅ
カが同未勝利戦を勝っていることを付け加えれば、1400m以下のレースを好走
していない馬は来たことがないということです。1500m以上のレースを使って
いた馬も、シーズプリンセス、エンゼルカロ、オイスターチケット、シーイズ
トウショウの僅か4頭。反対に1000mで連対経験のあった馬は10頭おり、明ら
かに短距離馬のほうが有利なレースであると考えられます。
 モンローブロンドに学んでおくべきでした。

 スピードと、加速系又は持続系(いずれでも可)のSHPを重視した予想を
展開しましょう。京都の外回りだけあって、後方から突っ込んでくる馬もいる
のが特徴です。

1.トップコメット ↓
 りんどう賞組では一番指数が高く、持続ベクトル馬なので注を打つか迷った
のですが、穴ならスマートカスタムのほうが面白いと思い、印は打ちませんで
した。スタートも良く、短距離ならそこそこの脚を使える馬ですが、既に底は
見せており、かつ、最高指数は1200mで出しています。

2.スマートカスタム ∵↓≠
 12番人気。指数も特に高くはありませんので普通に考えるといらないとい
うことになります。しかし、気になるのが新馬戦の指数が高めだったこと、前
走が重馬場で指数が正しいのかわからないこと、相手がニシノチャーミー、ナ
ムラマースなどかなり骨のある面々であったことです。マンハッタンカフェ産
駒で調教も普通、SHPは持続ベクトルかなぁといった程度なのでいらないと
思いますが、僅かな可能性を残している馬ではありますので、ちょっぴりおさ
えてみても面白いかもしれません。スピード、センスを持ちながら距離延長も
向きそうです。

3.マイネインティマ 
 前走は外差し馬場を後方から外に回しての上位入線。かなりバイアス利はあ
ったと考えており、持続系SHPを持っていると雖もこのメンバーで通用する
指数は持っていません。

4.ニシノマオ ↓≠
 新馬戦こそタフな流れとなり失速しましたが、2走目にしっかり上積みがあ
り、小倉2歳Sでもスーサンライダーをしっかりつかまえてアストンマーチャ
ンとの差を縮めてゴール。加速系SHPはしっかりありつつ、持続性能もない
こともなさそうに見え、新馬戦の走りを根拠に距離延長が駄目と軽視するのは
ナンセンスに思えます。ファンタジーSはスピードと加速系にも好走可能なレ
ースですから、うまく流れに乗れば上位進出も可能と考えます。血統、調教も
良いです。

5.ホットファッション 
 指数的にはカノヤザクラあたりとは勝負になる数字が出ているものの、前走
は馬場の良いところを通りながら決め手と言えるほどのSHPを見ることがで
きなかったです。持続系ベクトル馬ではありますが、ここではやや足りないと
見て軽視します。

6.アラハ ↓
 指数が低く、他にも買い材料はありません。

7.マイネルーチェ ↑≠
 低レベルの新馬戦から新潟2歳Sで2着と急激な上積みを見せた馬。先行セ
ンスもあり、持続系SHPがありますので堅実に上位に来ると思います。しか
し、1400m以下戦を使ったことがないというのはこれまでのファンタジーS上
位馬の傾向からすると異端であり、重きは置けないと思い△に止めました。指
数的には3番手です。

8.アドマイヤプルート ↓
 指数が低く、他にも上位を逆転できると思える材料はありません。

9.イクスキューズ ↑
 距離短縮は望むところの加速系SHP馬。クローバー賞、札幌2歳Sとレベ
ルの高いところで勝負になっていることからも素質はあります。ただ、この馬
も1400m以下を使ったことがないので△まで。スタートは速そうですが、ちゃ
んとした短距離を使ったことがないので、いざレースとなったら中団あたりに
なってしまい、外を回す時に脚を使って最後まで脚が続かない可能性もありそ
うです。

10.ハギノルチェーレ
 りんどう賞では外差し馬場&四位騎手で見事な競馬をしましたが、その時点
で去年のクリノスペシャルと同じタイプと考えましたので軽視します。

11.カノヤザクラ
 確かに時計は速いですが、このレースでマルカラボンバが1.21.5で走ってい
ることから、高速馬場の恩恵だと思います。持続系SHPも前走ではややイン
パクトが薄れてしまった感じで、G1級メンバーではやや足りないのではない
かと考えています。もちろん、堅実には走ってくると思いますが。

12.アストンマーチャン ↓≠
 強いと思わせた新馬戦の後の未勝利戦では、アントランを射程圏に入れなが
ら直線でもなかなか弾けず、完勝ながら相手関係からすれば物足りないもので、
小倉2歳Sの予想時は評価を少し下げてしまいました。しかし、その小倉2歳
Sではテン32.5の超ハイラップを楽な手応えで追走して圧勝しました。一緒に
逃げたストラテジーは1.5秒差まで失速しており、前は厳しい流れだったはず
で価値があります。距離延長、外回りは確かに不安材料と考えるのが妥当です
が、その能力を京都で天才が操るのですから軽視できるわけがなく、また、短
距離志向の馬が好走できるのがファンタジーSということを思い出せば、本命
やむなしでしょう。ただ、この馬はタフ系SHPとしており、速いペースにつ
いていってこそ高いパフォーマンスが出せるので、武豊騎手のお試し溜め殺し
だけは怖いですね^^; スタートは抜群で、このメンバーでも難なく前にと
りつけると思いますし、2番手でレースをしたいこの馬には外枠は歓迎材料で
すね。

13.ハロースピード ☆≠
 新馬戦はかなりの好時計で圧勝、2戦目に選んだマリーゴールド賞では少し
出遅れるハプニング(あまりスタートは良くない馬のようにも見える)もあり
ながら差し脚を伸ばし楽勝。特にマリーゴールド賞で破ったメンバーには、2
着にくるみ賞勝ちのピンクカメオ、3着に新潟2歳S4着、デイリー杯3着、
萩S2着のマルカハンニバル、4着にすずらん賞1位入線のク―ヴェルチュー
ルがいまして、この時期のOPレースにしては相当な水準だったと思われます。
指数もかなり高く出ていまして、ここも通過点のようにも思うのですが、不安
材料は鞍上と関東馬というあたり。若手騎手と名馬といえばトライアルか本番
でヘグって乗り替わりのエピソードがよくありますが、今回も「ここを勝って
本番負けるか」「ここで負けて本番乗り替わりか」のいずれかになるんじゃな
いかと心配です。前走は差しで勝ちましたが、持続系SHPとしてはG1級と
まで思えませんでしたので、溜めすぎると届かないシーンもありそうです。

14.ジーニアス ☆S↑≠
 楽勝リスクはあるものの見た目はしっかり追われており、また、先行して上
がり時計4位の内容はここで通用するほどではないと見て軽視します。ダンス
インザダーク産駒は過去にリヴァプールが3着していますが、指数・SHP共
に見劣りし、調教が良いというだけで買いにはできません。マイル戦勝ち上が
り馬というのもこのレースの好走タイプとは異なります。

 アストンマーチャンがこのまま1番人気であることを想定し、軸格付けは
D〔γ〕としました。指数を見ると層が分かれており、堅い決着になりそうで
すが、波乱の目も残しておきたいと思います。ニシノマオやマイネルーチェ、
スマートカスタム(さすがにないかな?)に期待したいですね。



 ファンタジーSはアストンマーチャンの強さに驚きました。小倉2歳Sの指
数出しの時にも、過去最高値ディープサマーの1200m73∵(未勝利戦時のみ)
を超える74となり強いなと思っていましたが、イクスキューズに0.8差は本
物ですね。距離が延びて坂がある本番の阪神で、どんな結果が待っているので
しょうか。短距離向きな馬だから消しというのは安易すぎるように思います。
後方からの馬は実はスローペースであることに気がつかず、脚を余した形にな
りました。ハロ―スピードがなんとか3着を確保してくれて助かりました。ハ
ギノルチェーレは買っていませんでしたからね〜。なんでこの馬が来るのかが
わかりません。馬も急成長しているのでしょうが、外差し条件時の四位騎手は
今後とも要注意。

 また、このレースは当日になってアストンマーチャンの人気が落ち、最終的
な1番人気はハロースピードとなりました。これにより、軸格付けはD〔α〕
に変更となり、荒れる可能性も高いと考えて買い目を出した予想を見直す必要
に迫られました。今回は指数上位馬が人気馬であり、D〔α〕であれば堅いほ
うでの決着も大いにあると思ったからです。
 そこで、いろいろ考えた末で出した結論が、的中馬券ページにUPしており
ます、指数上位2頭のワイドです。検討時間帯で5.5倍〜6.1倍は美味しいと
思いました。2頭が同時に絡まなければそれなりの配当は見込める状況でした
から、良い防御馬券だったと思います。
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 ・反省及び傾向分析

 G3だが、阪神JF(G1)のステップレースとなる牝馬重賞がこれだけであることから、毎年レベル的にG1級のメンバーが集まる。そのため、極限の能力が引き出される馬もおり単純な指数だけでは予想の詰めを欠く。能力の奥の深さ、SHPの見極め等が予想に求められる。

 基本的には指数上位馬が当然優勢。京都1400mは短距離と親和性があるため、1200mで実績を積んできた(高い指数を持つ)馬が好走できる。2005アルーリングボイス(小倉2歳S)、ラッシュライフ(函館2歳S2着)、ニシノタカラヅカ(未勝利)、2006アストンマーチャン(小倉2歳S)。1500m以上の実績だけでこのレースを活躍した馬は極稀(2006イクスキューズ)。

(参考)過去11年の3着以内馬のうち32頭に当てはまっていた3つのキャリア条件
A.1200mのOP以上戦で3着以内実績あり
B.1400mの500万下以上戦で3着以内実績あり
C.前走1200m〜1400m(芝ダート問わず)の新馬戦を勝っている

 G1級なのでSHPが不足と思われる馬の好走はほぼ皆無。2004ラインクラフト(持続系)、モンローブロンド(先行SHP、加速系)、リヴァプール(持続系)、2005アルーリングボイス(加速系)、ラッシュライフ(持続系)、ニシノタカラヅカ(持続系)、2006アストンマーチャン(先行SHP、加速系、タフ系)、イクスキューズ(ダッシュSHP、加速系)、ハロースピード(加速+持続系)。

 上積みリスク馬は持続系SHPがある馬は警戒、加速系のみしか見えない場合はG1級なので軽視。

 短距離と親和性があるということで、重苦しい馬は軽視。出遅れ癖のある持続系馬は3着まで。

 ・まとめ

 1.G1と思え。半端な馬は通用しない
 2.短距離と相性良く、距離延長で軽視しすぎないこと
 3.SHPのない馬は消し。好走には末脚SHPが不可欠。先行SHPも欲しい
 4.上積みリスク馬は持続系SHP馬警戒、加速系のみ馬は軽視
 5.出遅れ癖のある持続系馬軽視


 

 

 
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