皐月賞データアート
2008年版

【概要と傾向】

 牡馬クラシック第1冠目。実力のあるはずの馬でもコケることが多く、配当が高くなりがちでちょっと難しいレース。世評に惑わされず自分の視点で買うようにしたいですね。

☆過去16年の1番人気馬<( )内はその後のGI3着内実績>
92ミホノブルボン  1着(ダービー、菊花2着)
93ウイニングチケット4着(ダービー、菊花3着、JC3着)
94ナリタブライアン 1着(ダービー、菊花、有馬、天春2着)
95ダイタクテイオー 8着(なし)
96ロイヤルタッチ  2着(菊花2着)
97メジロブライト  4着(ダービー3着、菊花3着、天春、有馬2着、天春2着)
98スペシャルウィーク3着(ダービー、菊花2着、JC3着、天春、宝塚2着、天秋、JC、有馬2着)
99アドマイヤベガ  6着(ダービー)
00ダイタクリーヴァ 2着(マイルCS2着)
01アグネスタキオン 1着(故障のためリタイア)
02タニノギムレット 3着(NHKマイル3着、ダービー)
03ネオユニヴァース 1着(ダービー、菊花3着)
04コスモバルク   2着(JC2着)
05ディープインパクト1着(ダービー、菊花)
06アドマイヤムーン 4着(天秋3着、香港C2着、ドバイDF、宝塚記念、JC)
07アドマイヤオーラ 4着(ダービー3)外枠+出遅れ…
08マイネルチャールズ?

 1番人気馬は「前走の位置取りに二桁着順又は4角で後方から3番手以内」がなく、「無敗」「重賞2勝」クラスでないと危険ということになりそうです。
 さらに、前走追込みで本番届いた馬の多くに見られる特徴は、マイル以下の重賞好走経験があったところです。ナリタブライアン、ダイタクリーヴァ。2番人気以下でも、ナリタタイシン、メイショウジェニエ、ダンツフレームなどいます。
(大穴ではサクラスーパーオー、シルクライトニングあたりは中山500万のマイル実績があった)
 決め手を評価するに、マイル重賞実績はとてもデータ的に面白いですね。
 しかし小回りの中山、基本的には「皐月賞馬は最も速い馬が勝つ」が示す通り、無理なく先行できるタイプが有利です。

 まだまだデータから導き出せるデータは盛りだくさんですが、それは「不死鳥データ」に譲りましょう。
 皐月賞の鍵はマイル重賞実績と、中山経験です。もちろん、ある程度の格は必要です。


【不死鳥データ】(過去16年)

 自称得意の牡馬クラシック。
 98セイウンスカイと共に勝利した思い出、雨で灰色な印象の99テイエムオペラオーのデータ破り、就職試験だった日の00エアシャカール、研修仲間と見た01アグネスタキオンの輝かしい勇姿、02ノーリーズンの理由無きデータ破壊、03ネオユニヴァースとサクラPの叩きあいよりも3位入線に力が入った思い出。04ダイワメジャーは素敵な思い出のあるPOG馬、まさかの勝利で2万馬券ゲット。05ディープインパクトの勝利着差まで読み通りも2着馬シックスセンスを軽視してしまった後悔。06多頭数の外ロスに屈したアドマイヤムーンとデータアート。07またも外枠の差し馬オーラ、ココパン、追込みのドリジャに心を奪われ惨敗。今年はどの馬が歴史に名を刻み、僕にとってどんな皐月賞になるのか。大好きなレースなので、何度でも更新するという気合をこめた不死鳥データで再度挑む。


【鳳凰の称号】
 複数の厳しいラインを満たせばゲットできるタイプの洗練データ。
 これがないと中心にはとてもできない。
 
『★優秀格』…前2走がともに関連五重賞戦で2勝し、かつ当日2番人気以内になった馬は(3.1.2.0.0.0)。
関連五重賞戦は、朝日杯、ラジオたんぱ杯、きさらぎ賞、弥生賞、スプリングS。
92ミホノブルボン  1着 朝日杯1 スプリングS1
98スペシャルウィーク3着 きさらぎ賞1 弥生賞1
99ナリタトップロード3着 きさらぎ賞1 弥生賞1
01アグネスタキオン 1着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞1
03ネオユニヴァース 1着 きさらぎ賞1 スプリングS1
04コスモバルク   2着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞1

 優秀格に該当する馬はその後GIを取るような馬であり、皐月賞ピンポイントの狙い馬というタイプではないものの、3連複を買う方は完全に消すには危険すぎる。人気の中心の馬たちだが、どんな状況でも馬券圏内に入ってくる力のある馬たちだ。ただし、このような実績で3番人気以下だった馬は何か問題があるのでむしろ軽視してよい。


『★佳良格』…前2走がともに関連八重賞戦で1勝かつ2連対している馬は(1.2.3.3.0.3)。
ただし、優秀格馬及び優秀格で3番人気以下になった馬を除く。
関連八重賞戦は、朝日杯、ラジオたんぱ杯、シンザン記念、共同通信杯、きさらぎ賞、アーリントンC、弥生賞、スプリングS。
97メジロブライト  4着 共同通信杯1 スプリングS2 「末脚賭」
99アドマイヤベガ  6着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞2 
00ダイタクリーヴァ 2着 シンザン記念1 スプリングS1
01ダンツフレーム  2着 きさらぎ賞2 アーリントンC1
01ジャングルポケット3着 ラジオたんぱ杯2 共同通信杯1
02タニノギムレット 3着 アーリントンC1 スプリングS1 「末脚賭」
03サイレントディール6着 シンザン記念1 きさらぎ賞2 「末脚賭」
04ブラックタイド  17着 きさらぎ賞2 スプリングS1 「末脚賭」(故障)
06メイショウサムソン1着 きさらぎ賞2 スプリングS1
06アドマイヤムーン 4着 共同通信杯1 弥生賞1 「末脚賭」「外枠難」
07フサイチホウオー 3着 ラジオNIKKEI杯1 共同通信杯1
07アドマイヤオーラ 4着 シンザン記念1 弥生賞1
「外枠難」
08スマイルジャック ?着 きさらぎ賞2 スプリングS1

 優秀格と同じく人気になりやすいが「末脚賭」には相当もろいので、センスのない追込み馬は消してしまってもよい。「外枠難」も要注意。ダービーのほうが狙い目となる。先行から差しまでの馬はしっかり買おう。将来的には古馬GIで連対できるような馬が名を連ねており、ここで敗退しても軽視しないこと。


『★短実績』…朝日杯または今年のマイル重賞で連対していてかつ、前3走が全てマイル以上の距離で2連対、前走が弥生賞またはスプリングS6着以内の馬は(3.3.6.1.1.0)。(過去の中山の若葉Sは勝利で含む)
92ミホノブルボン  1着 朝日杯     スプリングS1
93ナリタタイシン  1着 シンザン記念  弥生賞2
93ビワハヤヒデ   2着 朝日杯     若葉S1
94ナリタブライアン 1着 朝日杯     スプリングS1
95オートマチック  3着 京成杯     弥生賞4
96メイショウジェニエ3着 アーリントンC スプリングS5
00ダイタクリーヴァ 2着 シンザン記念  スプリングS1
00チタニックオー  3着 シンザン記念  弥生賞6
02タニノギムレット 3着 シンザン記念  スプリングS1
03サクラプレジデント2着 朝日杯     スプリングS2
03エイシンチャンプ 3着 朝日杯     弥生賞1
04メイショウボーラー3着 朝日杯     弥生賞2
06フサイチリシャール5着 朝日杯     スプリングS2
07アドマイヤオーラ 4着 シンザン記念  弥生賞1

 短実績に該当する馬は優秀格がなければ人気薄になる場合が多く穴にもってこいだ。人気薄だけにいろいろな普通の消去法にひっかかるが、不思議と乗り越える。短実績までのデータをクリアしていなくとも、今年のマイル重賞を勝利している馬は人気薄で掲示板に入ってくることがままあり、マイル実績馬には今後も注目していきたい。かなり昔に遡ると穴を開けるパターンではありつつ凡走もあり、信頼しすぎるのも怪しいが。
 2007年更新では、3走前に1400mを使っていたコスモサンビームとスーパーホーネットを削ることとしました。


『★中実績』…前走中山TR3着以内(重・不良は7着以内)かつ、前3走内に2000m中山OP以上格勝利(弥生賞は除く)かラジオたんぱ杯連対ある馬は(6.6.2.4.0.4)。
92スタントマン   3着 ラジオたんぱ杯2 弥生賞2
93ナリタタイシン  1着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞2 「末脚賭」
93ウイニングチケット4着 ホープフルS1  弥生賞1 「末脚賭」
94エアチャリオット 16着 ホープフルS、ジュニアC1 弥生賞2
95タヤスツヨシ   2着 ラジオたんぱ杯1 若葉S5■
95ホッカイルソー  4着 ジュニアC1   弥生賞2 「外枠難」
96イシノサンデー  1着 ラジオたんぱ杯2 弥生賞3
96ロイヤルタッチ  2着 ラジオたんぱ杯1 若葉S2■
97サニーブライアン 1着 ジュニアC1   若葉S4● 「外枠難」
97メジロブライト  4着 ラジオたんぱ杯1 スプリングS2 「末脚賭」
98セイウンスカイ  1着 ジュニアC1   弥生賞2
98キングヘイロー  2着 ラジオたんぱ杯2 弥生賞3
99オースミブライト 2着 京成杯1     スプリングS7■
99アドマイヤベガ  6着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞2
00エアシャカール  1着 ホープフルS1  弥生賞2 「末脚賭」
00ラガーレグルス  中止 ラジオたんぱ杯1 弥生賞3 「末脚賭」
01アグネスタキオン 1着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞1■
01ボーンキング   16着 京成杯1     弥生賞2■
02タイガーカフェ  2着 ホープフルS1  弥生賞3
04コスモバルク   2着 ラジオたんぱ杯1 弥生賞1
05アドマイヤジャパン3着 京成杯1     弥生賞2 「末脚賭」「外枠難」
06アドマイヤムーン 4着 ラジオたんぱ杯2 弥生賞1 「末脚賭」「外枠難」
08マイネルチャールズ?着 ホープフルS、京成杯1 弥生賞1

 中実績該当馬は、中距離実績と中山経験から成り立つ、皐月賞にピンポイント称号である。そのせいかその後GIを勝った馬はやや少ない。また、エアチャリオットやボーンキングなど、まったく振るわなかった馬もわずかだがいるので、過信はできない。これも「末脚賭」に弱い。


『★速覇王』…前3走は3連勝、かつ前走は重賞戦で0.6秒差以上で楽勝した馬は(4.0.0.0.0.0)。
92ミホノブルボン  1着 スプリングS1.2差
94ナリタブライアン 1着 スプリングS0.6差
99テイエムオペラオー1着 毎日杯0.7差
01アグネスタキオン 1着 弥生賞0.8差

 該当馬はみな皐月賞も手中に収めた歴史に残る名馬、大横綱2頭とほぼ無敗で競走生活を終えた2頭である。難しい皐月賞といえども本当に強い馬には逆らうことはない。ただし重・不良での楽勝、1-1-1逃げでの楽勝は注意、それぞれ0.2引いて計算する。


『★速帝王』…前3走で2000mのOPクラス以上を3連勝した馬又は無敗かつ前3走が2000mで弥生賞を含むOPクラス以上を2勝している馬は(2.0.0.0.0.0)。ただし中山オンリー馬を除く。
01アグネスタキオン 1着 弥生賞0.8差、ラジオたんぱ杯0.4差、新馬0.6差
05ディープインパクト1着 弥生賞0.0差、若駒S0.9差、新馬0.7差

 過去にハクタイセイ、トウカイテイオーが他の勲章馬相手に勝っているので追加しておく。ウイニングチケットやエアチャリオットは近い成績で負けているので、ただし書きを追加した。

『★準速帝』…無敗かつ前3走が2000mで皐月賞TR(弥生賞を除く)を含むOPクラス以上を2勝している馬は(0.0.1.0.0.0)。ただし中山オンリー馬を除く。
06フサイチジャンク 3着 若葉S0.1差、若駒S0.3差、福寿草特別0.1差

 フサイチジャンクを称号馬にしなければ2006年の結果が説明できないため。よく見ると『★速帝王』に結構近い成績はあるのだが、あちらはより特別感(1着固定可能さ)があるため、準ずる称号を作成したもの。フサイチジャンクは4戦が全て2000m使用で無敗という点が珍しく、改良にも耐えられるだろう。

『★善戦格』…前5走中4走が重賞及び皐月賞TRを含む1800m以上のOP以上戦でかつその全てにおいて0.5差以内の5着以内に善戦している馬は「基礎格」該当馬を除き(0.2.0.0.1.1)。ただし、他に称号がある馬を除く。
95マイネルブリッジ 7着 10番人気 若葉S0.1差2着
03ホシコマンダー  5着 13番人気 若葉S0.1差3着
05シックスセンス  2着 12番人気 若葉S0.3差4着
06ドリームパスポート2着 10番人気 スプリングS0.0差3着

 過去に善戦タイプで穴を開けたシャコーグレイドとシックスセンスの戦績が近いことから、これを土台にデータを作成したところ、ホシコマンダーもこれに該当し面白いデータとなった。ただし、来ないことも多いので参考まで。好走馬の前走は若葉Sが多い。

『★遁走格』…2000mの重賞で逃げて(2,3角2番手以内かつ4角先頭を満たす)0.3秒差2着までに入着したことがある馬は(2.2.1.1.1.3)。ただし、レースに『★速覇王』または『★速帝王』がいる年は除く。
98セイウンスカイ  1着 2番人気 弥生賞2着0.1差
02ダイタクフラッグ 4着 13番人気 毎日杯2着0.3差
02メガスターダム  5着 16番人気 ラジオたんぱ杯1着0.0差
02バランスオブゲーム8着 7番人気 弥生賞1着0.1差
04コスモバルク   2着 1番人気 ラジオたんぱ杯1着0.2差
04メイショウボーラー3着 6番人気 弥生賞2着0.2差
04マイネルマクロス 7着 11番人気 京成杯2着0.2差(出遅れ)
07ヴィクトリー   1着 7番人気 ラジオN杯2着0.0差
07サンツェッペリン 2着 15番人気 京成杯1着0.3差

 ヴィクトリーとサンツェッペリンの好走共通点を探したところ、こんな称号を作る気になりました。ちょうど2002年にダイタクフラッグがあわや馬券に絡むかというシーンもありましたし、メガスターダムもここで拾えるんです。皐月賞前の2000mの重賞というと、ラジオN杯、京成杯、弥生賞、毎日杯の4Rしかないのですが、2000mの距離を耐久できるスタミナがあり、重賞ということでそれなりのメンバーを相手に、皐月賞が行われる中山コースに必要な加速系末脚を発揮して勝ち負けした馬というのは、可能性をもっていると考えて良いと思います。なお、若葉Sではビワハヤヒデやフジヤマビザン、ジュニアCではサニーブライアン等が拾えそうでしたが、他年度の弱い馬も混ざってしまうためそこは切り捨てました。また、ただし書きの箇所ですが、94年にはメルシーステージとサクラエイコウオーが該当するのですが、ナリタブライアンのプレッシャーで前が崩れたレースであり、こういう次元の違う馬がいるときは前残りしにくいと見ました。アグネスタキオンの年も末脚能力上位のダンツフレームとジャングルポケットで決まりましたし、ディープインパクトの年も前に行った馬は能力のあったアドマイヤジャパン以外は潰れましたよね。

【馬滅】
 龍鳳データをきれいにまとめよう。好走馬を下に掲載。

A.「基礎格」…前3走で、4番人気以下7着以下(3番人気は10着以下)、または、7番人気以下4着以下のレースがあった馬は(0.0.1.3.7.87)。馬柱に書かれる程の不利は考慮できる。
00チタニックオー  3着 『★短実績』

B.「低素質」…削除

C.「少連対」…連対率66%未満だった馬(ただし、芝2戦以下の馬は50%未満)は(1.5.3.7.6.134)。
好走馬は『★中実績』『★短実績』『★善戦格』『★遁走格』馬。

95タヤスツヨシ   2着 『★中実績』
95オートマチック  3着 『★短実績』
95ホッカイルソー  4着 『★中実績』
96メイショウジェニエ3着 『★短実績』
97サニーブライアン 1着 『★中実績』
99オースミブライト 2着 『★中実績』
00チタニックオー  3着 『★短実績』
02タイガーカフェ  2着 『★中実績』
05シックスセンス  2着 
『★善戦格』
07サンツェッペリン 2着 
『★遁走格』

D.「級不足」…削除

E.「前大敗」…前走、重・不良馬場を除き1秒以上勝ち馬から離されて負けた馬は(0.0.1.1.3.33)。
00チタニックオー  3着 『★短実績』

F.「距離不」…1800m以上で連対経験がない(未経験も含む)馬は(0.0.1.2.3.59)。
95オートマチック  3着 『★短実績』
04コスモサンビーム 4着 『★短実績』

G.「中山不」…削除

H.「過程疑」…前走が、直近開催(現在、2月の最終週以降)の中山・阪神ではない馬は(0.0.2.0.1.19)。
01ジャングルポケット3着 『★佳良格』
07フサイチホウオー 3着 『★佳良格』

代替開催は入れてもあまり変わらないが除いておいた。

I.「記念挑」…以下の条件に該当する馬は(0.0.0.0.0.30)。
 a.前走が芝1200m戦、またはダート戦
 b.前々走が新馬戦または未勝利戦(前走重賞勝ち馬を除く)
 c.3走前が未勝利戦(折り返しの新馬戦を含む、前走重賞勝ち馬及び当時0.9差以上勝ち馬を除く)

J.「他組削」…前走非中山TR戦を除くOP戦以下を使って来た馬は、前走勝利+前3走で4着以下なしを満たす馬を除き(0.0.0.1.0.13)。

K.「逃形崩」…削除

L.「先失速」…以下の3つの条件のうち2つをクリアできない、前2走の芝レースで道中の位置取りが(1,1,1)だった(逃げ)経験がある馬は(0.0.0.1.0.28)。
 条件1.前走中山TR5着以内(後方3番手以降からの競馬となった場合は着順不問)
   2.連対率80%以上
   3.弥生賞を除く、2000mOP以上で勝利あり

M.「後方詰」…削除

N.「威風怯」…削除

O.「毎日削」…前走毎日杯を使った馬で以下の条件を満たせなかった馬は(0.0.0.1.1.26)。
 a.0.6差以上の楽勝又は無敗の馬
 b.重・不良は7着まで可能だが、前々走、3走前は勝っている馬

P.「阪若削」…前走阪神の若葉Sを使った馬で以下の条件を満たせなかった馬は(0.0.0.0.1.11)。
 a.前々走が弥生賞なら3着以内、ラジオN杯なら2着以内
 b.前々走が芝1600m〜芝2000mの500万条件以上で連対(2月以降のレース)
 c.2月以降の1800m以上の重賞で4着以内あり

Q.「外枠難」…15番枠より外枠を引いた馬は(3.2.3.5.1.50)。
93ビワハヤヒデ   2着 『★短実績』
94フジノマッケンオー3着
95ホッカイルソー  4着 『★中実績』
96ミナモトマリノス 4着
97サニーブライアン 1着 『★中実績』
98スペシャルウィーク3着 『★優秀格』
99マイネルタンゴ  4着
00エアシャカール  1着 『★中実績』
03ホシコマンダー  5着 『★善戦格』
04コスモバルク   2着 『★優秀格』『★中実績』『★遁走格』
05アドマイヤジャパン3着 『★中実績』
06アドマイヤムーン 4着 『★佳良格』『★中実績』
07ヴィクトリー   1着 『★遁走格』
07アドマイヤオーラ 4着 『★佳良格』『★短実績』

 外枠で馬券に絡んでいる馬のほとんどが称号馬。それでも取りこぼす馬が連続していることから、過去との調整をしながら採用。『★中実績』のある馬は比較的良好な成績を収めている。

R.「末脚賭」…ベストレース(一番パフォーマンスが良かったレース)で4角6番手以降かつ道中に5番手以内がない、または道中に10番手以降が2回以上あった馬は(2.6.6.3.6.59)。称号馬以外で馬券に絡めたのは2頭のみ。

 ただし、ベストレース選定に当たっては、以下の点に着目すること。
a.前5走内の重賞3着以内、OP2着以内、500万下1着に限る
b.時期は新しいものを優位と考える
c.距離は2000m>1800m>1600m>2100以上>1500m以下で考える
d.大体同じなら着差が良いほうを優位と考える


93ナリタタイシン  1着 『★短実績』『★中実績』
93ウイニングチケット4着 『★中実績』
94サクラスーパーオー2着 (中山マイル500万勝利)
95オートマチック  3着 『★短実績』
97シルクライトニング2着 (内枠利)
97メジロブライト  4着 『★佳良格』『★中実績』
98スペシャルウィーク3着 『★優秀格』
00エアシャカール  1着 『★中実績』
00チタニックオー  3着 『★短実績』
01ダンツフレーム  2着 『★佳良格』
02タニノギムレット 3着 『★佳良格』『★短実績』
03サクラプレジデント2着 『★短実績』
05シックスセンス  2着 『★善戦格』
05アドマイヤジャパン3着 『★中実績』
06ドリームパスポート2着 『★善戦格』
06フサイチジャンク 3着 『★準速帝』
06アドマイヤムーン 4着 『★佳良格』『★中実績』


 後方詰のデータの精度を高めるために差し馬の定義を修正します。「後方詰」の定義は「前走の位置取りに二桁着順があるまたは、短評に「追込」、「後」コメントがある追込み馬(ただし4角4番手以内に上がったマクリ馬及び重賞を逃げて勝ったことのある馬を除く)は(1.3.3.5.7.64)。1992〜2007」というものでしたが、これだとサンツェッペリンのような前走試しに後方待機した馬や、たまたま出遅れて後方からの競馬となった馬が該当してしまいます。先行等級の資料を作っていてわかったことは、クラシックG1の大舞台では各陣営はその馬のベストパフォーマンスを出した戦法で戦うことが多いことで、前走は後方からの競馬だった馬でも逃げ先行で実績を上げている馬なら前に行くと考えたほうが自然なのです。今回の改正により、追込み馬だけでなく差し馬も該当することになりますので、名称を少し変更しました。



◎朝日杯組はやや割引?

 今回馬滅には加えるまにでは至らなかった懸案項目として、朝日杯組(特に3着以下)の不振があります。
過去16年で朝日杯3着以下だった馬が皐月賞で馬券に絡んだのは、99年オースミブライト(朝日杯10着)の2着しかありません。連対馬はそこそこの実績をあげていますが馬券に絡んだ馬は『★短実績』を獲得した馬だけですし、勝ったのはミホノブルボンとナリタブライアンの『★速覇王』馬です。

馬券に絡んだ朝日杯組
92ミホノブルボン  1着 『★優秀格』『★短実績』『★速覇王』
93ビワハヤヒデ   2着 『★短実績』「外枠難」
94ナリタブライアン 1着 『★佳良格』『★短実績』『★速覇王』
99オースミブライト 2着 『★中実績』「少連対」
03サクラプレジデント2着 『★短実績』
03エイシンチャンプ 3着 『★短実績』
04メイショウボーラー3着 『★短実績』『★遁走格』

 朝日杯を使っていては、皐月賞までもたないというのが常識となってきているようですね。ただ、08年は朝日杯組が比較的強く、ラジオN杯組が比較的弱い構図になっているのでどう結果が出るのか注目しています。結果次第によっては、来年以降の馬滅に採用することもあるでしょう。


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