〜条件の事前把握〜
土曜日のレースを見ましたが、思ったよりマトモな馬場ですね。決め手がある馬が優勢という、今開催の特徴は出ていたと思います。
ただ、気になるのは雨による馬場状態の悪化。重くらいにはなるんでしょうか。
〜樫座流星群データによる展望〜
昨年は桜花賞組のローブデコルテ、フローラS勝ち馬ベッラレイア、3着にちょっと穴のラブカーナが入りましたが意外性のある忘れな草賞組でありしっかりマークできていた馬で決まりました。引き続き同様の見立てをしていけばよいでしょう。
これまでオークスで穴をあけた馬はOPクラスで3着以内の実績があった馬であるという切り口ですが、今年はなんとこれで切れる馬がいません。去年は8頭もいたんですけどね。
過去16年のオークスで3着以内に入った48頭のうち、46頭は桜花賞、フローラS(3着以内)、忘れな草賞(3着以内)のいずれかの経験がありました(ないのはエアグルーヴとカワカミプリンセスと古馬G1級の規格外タイプ)。
なので、アロマキャンドル、シャランジュ、ジョイフルスマイル、スペルバインド、ライムキャンディは違う感じです。頭数が多いので思い切って消しましょうか。
ライムキャンディはクイーンC2着の実績があるので少し気持ち悪いですけど、さすがにスイートピーで惨敗してからでは厳しいでしょう。
また、それぞれの路線組において、逃げ先行馬タイプは本番で好走していません。府中のG1なので決め手が必要になります。
桜花賞組は逃げ馬がまず消えます…該当なし
先行馬は桜花賞3着以内以外は消えます…エアパスカル
忘れな草賞で先行した馬は0.5差以上の圧勝でないと消しです…該当なし
このレースは先行馬不利の傾向がありますね。 毎年スローになるのに不思議なものですが、そういう傾向は重要です。
あと、昨年も馬体重の話をしましたが、このレースは450キロ以下の小さい馬が活躍するというのも傾向のひとつで、当日450キロ超の馬で3着以内に入った馬は、ほとんどがその秋以降のG1で好走できるような器の馬で、波乱を起こしているのは軽量馬となっています。
昨年の1〜3着馬も454キロ、440キロ、432キロで決まっています。
今年のメンバーで前走458キロ以下の馬は、
エアパスカル422、エフティマイア420、オディール442、シャランジュ422、ジョイフルスマイル444、ハートオブクィーン458、マイネレーツェル400、ムードインディゴ456、レジネッタ432、レッドアゲート428の10頭。
また、マイル戦で勝利経験又は2連対ない馬も消しです…ハートオブクィーン、マイネレーツェル、ジョイフルスマイル、オディール
前3走に「桜花賞3着以内」「重賞連対」、「OP勝利」ない馬は消し…オディール、シャランジュ、ジョイフルスマイル、スペルバインド、ハートオブクィーン
路線別最終確認
<桜花賞3着以内組>
レジネッタ、エフティマイア、ソーマジック。桜花賞3着以内馬の好走条件「連対率5割以上」「短距離で2勝以上していない」をクリアしているのはいません。エフティマイアは連対率と短距離で2勝、レジネッタは連対率5割以上、ソーマジックは短距離で2勝のマイナスに該当。3頭とも良くて3着まで。
<桜花賞4着以下組>
リトルアマポーラ、トールポピー、ブラックエンブレム。「前3走中で今年のレースでマイルOP勝利又は重賞連対」という好走条件を設定していますが、3頭とも該当。一応、巻き返し可能なパターンといえるでしょう。
桜花賞で着順と人気を足して14以上だった馬は、以下の条件どちらかを満たさなければ消去
「今年マイル戦で勝利あり」
「今年マイル重賞で連対あり」
というのもありますが、ブラックエンブレムはこれもクリアしています。
前走桜花賞で、道中10番手以降から競馬をして、6頭以上抜かして8着以内に入った馬は(4.4.3.1.1.11)。
うち、マイル以上の重賞勝ちがあった馬は(3.3.3.0.0.0)。なかった馬は(1.1.0.1.1.11)【2004年版】。
これによるとリトルアマポーラの複勝は堅いようですが果たして。
<フローラS組>
レッドアゲート、カレイジャスミン。この組での消し材料は、「マイル以上勝利なし」「連対率5割以下」「ちょい差し(フローラSを7−5−5番手以内)」で、2頭ともちょい差しのマイナスがあり、カレイジャスミンは連対率もマイナス。
意外にもレッドアゲートの軽視材料発覚ですね。
<忘れな草賞組>
ムードインディゴ。消去から生き残ったこの組の馬は買っておけと当時のデータ集に書いてありました(笑)。
これで実質残留馬は8頭(うち2頭は3着まで)。
4.レッドアゲート(フローラS1着、フラワーC2着)前走時428キロ<データアート評価:△>
5.ムードインディゴ(忘れな草賞1着)前走時456キロ<データアート評価:○>
6.エフティマイア(桜花賞2着)前走時420キロ<データアート評価:△3着まで>
7.ブラックエンブレム(フラワーC1着、桜花賞10着)前走時460キロ<データアート評価:○>
10.レジネッタ(桜花賞1着)前走時432キロ<データアート評価:△3着まで>
12.ソーマジック(アネモネS1着、桜花賞3着)前走時490キロ<データアート評価:△3着まで>
15.トールポピー(阪神JF1着、チューリップ賞2着、桜花賞8着)前走時460キロ<データアート評価:○>
18.リトルアマポーラ(クイーンC1着、桜花賞5着)前走時466キロ<データアート評価:◎>
〜アナログによる指数&SHP分析〜<ここから未更新>
指数を出したところ、上位はまずまずデータでも残った馬でした。
4.レッドアゲート(フローラS1着、フラワーC2着)指数60.6 持続◎
5.ムードインディゴ(忘れな草賞1着)指数57.8 持続○
6.エフティマイア(桜花賞2着)指数59.4↓ 持続◎
7.ブラックエンブレム(フラワーC1着、桜花賞10着)指数59.6 加速◎
10.レジネッタ(桜花賞1着)指数60.7↓ 加速○、持続◎
12.ソーマジック(アネモネS1着、桜花賞3着)指数59.5↓ 加速○、持続◎
15.トールポピー(阪神JF1着、チューリップ賞2着、桜花賞8着)指数59.0↓ 持続○
18.リトルアマポーラ(クイーンC1着、桜花賞5着)指数60.9↓ 持続◎
他の指数上位馬
17.オディール 指数61.0↓ タフ◎
3.アロマキャンドル 指数60.1S 加速◎、持続○
まず、ムードインディゴは落ちますかね。前2,3走のロスを計算しても最大指数が57.8は頼りなく、決め手もそれほど強いものを見せていません。府中2400m、オークスを得意としている福永騎手でどれだけ変われるでしょうか、注目しつつも馬券からは軽視したいと思います。
トールポピーも昨年のJFが大きな展開利があったため持続◎を証明できていないので妙味はなさそう。
他の指数上位馬のオディールは前走内容が酷く、さすがに調子落ちかと思います。アロマキャンドルは微妙に気になりますね。府中2400mを得意としていない田中勝騎手と、スイートピーS組はほとんど来ていないのはマイナスですが、昨年ラブカーナが来ていてスイートピーS組だからという軽視はちょっと根拠に欠ける気がします。不調期からようやく脱却するかのような末脚を見せましたよね。父フレンチ、母父サンデーの血統的土台も良いです。
アロマキャンドルだけ復活させてみます。
ここから、どう馬券を組むか…。
過去10年のオークスで上がり1位を出した馬の成績は、
【8・4・2・0・2】
勝率50%、連対率75%、複勝率87.5%
というのを昨年検討しましたが、想定外のラブカーナでしたし今年はもっとわかりませんね。
今年も1993年からのデータを見直しましょう。桜花賞を使って4着以下から巻き返したパターンは、すごく多いのですが前々走がクイーンCやフラワーCで連対というパターンがびっくりするほどほとんどです。でも共通しているのが、重賞連対かOP勝利実績です。
2007年
1.ローブデコルテ(紅梅S勝ち、桜花賞4着)
2.ベッラレイア(フローラS1着(3角10番手以降からの追い込み))
3.ラブカーナ(忘れな草賞2着、スイートピーS2着)
2006年
1.カワカミプリンセス(無敗、スイートピーS1着)→秋華賞1着、エリ女1位入線
2.フサイチパンドラ(フラワーC2着、桜花賞14着)
3.アサヒライジング(クイーンC2着、アネモネS1着、桜花賞4着)
2005年
1.シーザリオ(桜花賞2着)
2.エアメサイア(エルフィンS1着、フィリーズR3着、桜花賞4着)
3.ディアデラノビア(フローラS1着(3角10番手以降からの追い込み))
2004年
1.ダイワエルシエーロ(クイーンC1着、桜花賞7着)
2.スイープトウショウ(チューリップ賞1着、桜花賞5着)
3.ヤマニンアラバスタ(フラワーC2着、桜花賞9着)
2003年
1.スティルインラブ(桜花賞1)
2.チューニー(クイーンC1着、桜花賞12着)
3.シンコールビー(フローラS1着(3角10番手以降からの追い込み))
2002年
1.スマイルトゥモロー(フラワーC1着、桜花賞6着)
2.チャペルコンサート(エルフィンS1着、チューリップ賞3着、桜花賞7着)
3.ユウキャラット(忘れな草賞1着(0.5差勝ち))
2001年
1.レディパステル(フローラS2着)
2.ローズバド(フィリーズR1着、フローラS3着(3角10番手以降からの追い込み))
3.テイエムオーシャン(桜花賞1着)
2000年
1.シルクプリマドンナ(桜花賞3着)
2.チアズグレイス(桜花賞1着)
3.オリーブクラウン(フラワーC2着、桜花賞10着)
1999年
1.ウメノファイバー(クイーンC1着、桜花賞6着)
2.トゥザヴィクトリー(桜花賞3着)
3.プリモディーネ(桜花賞1着)
1998年
1.エリモエクセル(忘れな草賞1着(キャリア4戦))
2.エアデジャヴー(桜花賞3着)
3.ファレノプシス(桜花賞1着)
1997年
1.メジロドーベル(桜花賞2着)
2.ナナヨーウイング(忘れな草賞3着)
3.ダイイチシガー(クイーンC3着、フィリーズR4着、フローラS2着(3角10番手以降からの追い込み))
1996年
1.エアグルーヴ(チューリップ賞1着(0.8差勝ち))→天皇賞秋1着、JC2着2回
2.ファイトガリバー(桜花賞1着)
3.リトルオードリー(紅梅賞1着、フィリーズR1着、桜花賞9着(マイル以上戦初))
1995年
1.ダンスパートナー(桜花賞2着)
2.ユウキビバーチェ(チューリップ賞1着、桜花賞5着)
3.ワンダーパヒューム(桜花賞1着)
1994年
1.チョウカイキャロル(忘れな草賞1着(0.7差勝ち、キャリア4戦))
2.ゴールデンジャック(フィリーズR1着、桜花賞13着、フローラS1着(3角10番手以降からの追い込み))
3.アグネスパレード(チューリップ賞1着、桜花賞8着)
1993年
1.ベガ(桜花賞1着)
2.ユキノビジン(桜花賞2着)
3.マックスジョリー(桜花賞3着)
※便宜上、昔の4歳牝馬特別(西・東)を現在の名称(フィリーズR・フローラS)としています。
もうこれはパターン。で、桜花賞4着以下からの巻き返しは、過去15で16回ありますが、全馬共通で言えるのは、前3走で1400m以上のOPクラスを勝っているか、1600以上の重賞で連対しているってことなんです。
今年で言えば、
4着ハートオブクィーン…なし
5着リトルアマポーラ…クイーンC1着でクリア
6着マイネレーツェル…フィリーズR1着でクリア
8着トールポピー…阪神JF1着、チューリップ賞2着でクリア
9着エアパスカル…チューリップ賞1着でクリア
10着ブラックエンブレム…フラワーC1着でクリア
12着オディール…なし
13着シャランジュ…なし
今年は桜花賞組だと思います。上にあげた過去15年で、桜花賞で上位に0.5差以上の着差が発生している年(2008年、2001年、1997年)は桜花賞組から、桜花賞1,2着馬が1頭絡んだり、2008年のように桜花賞でぶっちぎった2頭が出走しない場合は全て別路線が上位を占めました。
今年は力差があまりなかった桜花賞なので、桜花賞組が複数絡む可能性が大きいようです。
一旦残したアロマキャンドルですが、今年は桜花賞組と読んだ場合やっぱり違いますかね? 馬体重も大きいし。ただ、好調の社台絡みというのが気になります。ムードインディゴはこれで消しで良いかと。
トールポピーは今年指数60級以上を出しておらず、今年のオークスで超ハイペースは見込めず展開利も受けられそうにありません。フサイチホウオーの妹で集中力が切れてしまっていないか心配ですし、社台や好調厩舎ではないので馬券からは消して妙味と思います。
ワックス氏のデータでは桜花賞1番人気で3着以下だった馬の巻き返しは過去10年ないそうです。
エフティマイアは人気もありませんし、内枠、桜花賞3着以内、軽量馬、持続◎で断然買いです。
3.アロマキャンドル(スイートピーS1着)前走時480キロ<データアート×>指数60.1S 加速◎、持続○、社台F、社台RH
4.レッドアゲート(フローラS1着、フラワーC2着)前走時428キロ<データアート評価:△>指数60.6 持続◎、田村厩舎
6.エフティマイア(桜花賞2着)前走時420キロ<データアート評価:△3着まで>指数59.4↓ 持続◎
7.ブラックエンブレム(フラワーC1着、桜花賞10着)前走時460キロ<データアート評価:○>指数59.6 加速◎
10.レジネッタ(桜花賞1着)前走時432キロ<データアート評価:△3着まで>指数60.7↓ 加速○、持続◎ 社台RH
12.ソーマジック(桜花賞3着)前走時490キロ<データアート評価:△3着まで>指数59.5↓ 加速○、持続◎、社台F、田村厩舎
18.リトルアマポーラ(クイーンC1着、桜花賞5着)前走時466キロ<データアート評価:◎>指数60.9↓ 持続◎ 社台RH
さあて、残り7頭でどう買いましょうか。
普通に考えればリトルアマポーラ軸でもいけそうなのですが、大外枠の不利と人気の武幸四郎騎手でちょっと怪しいので軸にはしません。
1着の可能性がなさそうなのは、ブラックエンブレムですね。加速系の脚ですし、前走で指数を大きく下げており、調子自体が落ちている可能性があります。
また、混戦ですし3着の可能性のある馬は2着もマークせよの格言から、3着条件の馬も引き上げてみます。
1着…レッドアゲート、リトルアマポーラ
2着…アロマキャンドル、レッドアゲート、エフティマイア、ブラックエンブレム、レジネッタ、ソーマジック、リトルアマポーラ
3着…アロマキャンドル、レッドアゲート、エフティマイア、ブラックエンブレム、レジネッタ、ソーマジック、リトルアマポーラ
60点。
しかし、レッドアゲートは父マンカフェでフローラちょい差し馬ですから本当に勝てるか微妙。リトルアマポーラは前述のとおり頭の信頼はありません。1着に穴馬が入る波乱も期待してボックスにしてみましょうか。
ただし、雨の影響がどの程度でどういうバイアスを生み出すのかがわかりませんので、3連複ボックスに格下げし、その賭け金は来週の日本ダービーに回そうと思います。
印はあまり関係ありませんが、不当に人気のないレジネッタに打ってあげました。阪神JFで本命を打った縁で^^
今日は自宅でPAT観戦です♪ 当日の修正しましょう。
東京の馬場はやや重にまで回復。東京5Rと8Rを見て分析をしますと、
横のバイアスは4角で外−0.5、大外−1.5くらいが想定されます。
そして縦は差し−0.5、追込−2くらいでしょうか。
これで、各馬の持ち指数を修正します。
シャランジュ 内・追込 57.5→55.5
ハートオブクィーン 内・先行 58.0→58.0 体重増(458→472)はオークス不向き。前走二桁減
アロマキャンドル 内・差し 60.0→59.5
レッドアゲート 内・差し 60.5→60.0
ムードインディゴ 内・差し 57.5→57.0
エフティマイア 内・差し 60.5→60.0 前走二桁減
ブラックエンブレム 内・先行 59.5→59.5 馬体重−16で444キロとなり軽量馬に
マイネレーツェル 内・追込 59.5→57.5
ライムキャンディ 外・差し 59.0→58.0 500キロ超の巨漢馬
レジネッタ 外・差し 60.5→59.5
ジョイフルスマイル 外・追込 56.0→53.5
ソーマジック 外・差し 59.5→58.5
スペルバインド 大外・差し・外枠 58.0→55.5
カレイジャスミン 内・先行・外枠 59.0→58.5
トールポピー 大外・差し・外枠 59.0→56.5 前走二桁減
エアパスカル 内・先行・外枠 57.0→56.5
オディール 大外・追込・外枠 61.0→57.0
リトルアマポーラ 大外・追込・外枠 60.5→56.5
とすると、こんな感じ。
59.5以上が5頭なのでこの3連単ボックスと、58以上の馬と、データ上完璧なリトルアマポーラからも3着付で前述馬に流す。60点+80点=140点。
このとおり変更してみます。
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