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12月となり、今週から2歳戦もクライマックスに入ってきます。ここまで2歳戦の芝レースを全て(但し先週の新馬、未勝利戦を除く)見てきたスカイポットが阪神JFを予想したいと思います。
今期の指数もまずまずの精度ですから、なんとか的中させて若駒7G1の初戦を飾りたいものです。
※予想文の構成は最後に修正をかけますので、とりあえず個々馬の評価を掲載します。
10.エイムアットビップ(福永)64.7↓
<スタート◎、ダッシュ☆、加速◎>
父アグネスデジタル 母父トニービン
勝ち上がった未勝利戦以来、自身の突出した先行力を武器に逃げる競馬でり
んどう賞を勝利、ファンタジーSも一時は後続を突き放す見せ場十分の2着と、
実績を積みました。今回も人気の一角になることは間違いないでしょう。
ここ3戦の「逃げ」を見ていくと、未勝利戦時はスピードの絶対値が違いす
ぎていて、かつ鞍上も抑える必要を感じなかったことからそのまま行かせた逃
げ切り。レコードのおまけつきでした。<12.1-10.5-11.6-11.3-11.2-11.9>
りんどう賞時の福永騎手はエイムアットビップを折り合わせようとサンレイ
アイシングを行かせて2番手に抑えるのですが、3角前では諦めて逃げていま
す。その溜めと内回りの利があり、直線は加速の脚を使って突き放し、悠々と
ゴールイン。<12.2-10.9-11.2-11.6-11.7-11.4-12.0>
ファンタジーS時はりんどう賞時のような抑える仕草がなく、鞍上が現状の
スピードだけでどこまで踏ん張れるか試したように見えます。外回りで、早め
に脚を使った分最後は止まってしまいましたが、2ハロン目が一番速く、次の
1ハロンのラップが最後まで徐々に遅くなるハイペース。1000m通過は56.9
秒、11.3以下のラップが4連続というのは相当の素質がなければ記録できませ
ん。<12.5-10.9-11.0-11.2-11.3-11.6-12.6>
スピードが違いますので、今回もレースを作るのはこの馬でしょう。そして、
前回の反省を踏まえて、福永騎手は少しペースを落として走らせると思われま
す。改装阪神芝1600m外回りは直線の長さを意識させるのか意外と前残りが多
く、安易な軽視はできない存在ですが、指数は1200m時に71を出しておりス
プリンターだと思われること、行きたがる気性に加え最後は毎回脚が衰えてい
ること、父アグネスデジタルは現状軽い馬場向きと考えていること、今回は久
しぶりに指数トップではないこと等から危険は感じられ、紐の1頭というスタ
ンスで指名したいと思います。
パドックではチャカつきがちで、りんどう賞の時などは暴走間違いなしと思
って単系の馬券の金額を抑えたことがあります。少し悪いくらいでも走れると
考えて良いでしょう。
11.オディール(安藤勝)64.3↓
<スタート○、加速○、持続○、タフ◎>
父クロフネ 母父Darshaan
前哨戦のファンタジーSを勝ち、鞍上も年間G1勝利記録を更新するかとい
う安藤勝己騎手ということで、1番人気は間違いなさそうです。この馬には、
母がこのレース(当時の阪神3歳牝馬S)で2着をしている縁もありますね。
この馬の素質は2戦目の未勝利戦で既に開花していて、阪神の芝1200mです
が、69と当時のトップクラスの指数を弾き出しています。目標にしていた新
潟2歳Sでも勝負になる(ただし父クロフネのため微妙)と思っていました。
次走のりんどう賞ではライバルのエイムアットビップがマイペースで行けた
こと、休み明けによる指数減、騎手の乗り替わり(武豊騎手が騎乗停止で上村
騎手に。今思えば、ここで武騎手が乗れていればアンカツに持っていかれなか
ったかもしれません。それがそれぞれの騎手にとって幸か不幸かはまだわかり
ませんが)、出遅れによるパフォーマンスの低下による敗戦。
ファンタジーSでは内枠を引いていたこともあり積極的に前に行き、楽に逃
げようとしていたエイムアットビップ、リマレックスを刺激しています。途中
でピタリとこの馬は折り合いがつくのですが、エイムアットビップはそのまま
飛ばしてしまっています。オディールが一番強いから勝ったというよりは、エ
イムアットビップに速い流れを作らせて、自滅して失速してきたところを、タ
フ系と軽めの末脚SHPを発揮させてとらえたという感じです。これができて
しまうのが安藤騎手の凄いところです。
スローペースになる場合は、絶対的な決め手を持っていないので軽視する手
もあるかと思いますが、今回もエイムアットビップがミドルペースくらいでレ
ースを引っ張ることが予想され、安藤騎手は前に行くでしょうから好走してく
るのでしょうね。
ただし、血統的には父クロフネなので、芝の距離延長によって不可解な惨敗
をする懸念はありますし、ファンタジーSの内容はエイムアットビップのほう
が上と考えられることから、タフ系や持続系の素質を見積もってもエイムアッ
トビップと同列にいる存在と見られ、本命は打てません。
17.エイシンパンサー(岩田)63.2◇=
<加速◎>
父コロナドズクエスト 母父メジロライアン
新馬戦時の加速の脚が鮮やかで、サマーエタニティが出てくるまでは私の今
年の素質馬No.1でした。その後、マリーゴールド賞の出走を取り消し、ぶ
っつけで新潟2歳Sに挑み4着、ファンタジーSでは3着と本賞金を稼ぐこと
ができませんでしたが、抽選をくぐり抜けて2歳G1に出走できたのは喜ばし
いですね。
新潟2歳Sは、馬柱の位置取りは14-12-12ですが、抜群のスタートで先頭に
出たところを福永騎手が抑えて(馬は口を割って掛かった状態でした)、後方
から馬場の良い外を回した経緯があります。このレースで同じく引っ掛かり気
味となってしまったタケミカヅチは次のデイリー杯で2着と好走していること
から、この馬にも相当のロスがあったと考えられます。
ファンタジーSはスタートで立ち遅れ、速い流れの前半に盛り返して脚を使
い、オディールの後ろをそのまま走ってくる形で3着。止まらないオディール
(エイシンパンサーと同じ上がり時計)も大した内容ですが、最後まで脚を使
ったこの馬も評価できます。
この馬の魅力は毎回2ヶ月以上出走間隔が開いているため、まだ指数が固定
されていないこと(実質上積みリスク残り)。もちろん、2、3走目は同じ位
の指数ですから、ここら辺で落ち着くと思いますが少し上げる可能性は残って
います。
一方、この馬のピッチ走法による加速系の末脚は距離延長に向かない特徴と
考えられます。京都1400mはスプリンターに向くコースであることから、一気
にパフォーマンスが落ちるおそれもあります。
ファンタジーS連対馬とはほぼ同級の指数を持ち、同じく条件が悪化するの
ですが、スタートにやや課題があり、エイシンに繋がりの深い福永騎手がエイ
ムアットビップを選んだ背景もあり、コロナドズクエスト産駒は厳しいレース
が向かない加速系タイプに出ることが多い印象があり、ファンタジーS連対馬
よりやや下と見ます。岩田騎手に乗り替わりですが、17番枠を引いたことで割
り切って消したいと思います。
18.エフティマイア(蛯名)62.8=
<持続◎>
父フジキセキ 母父ニホンピロウイナー
デビューから3連勝で新潟2歳Sを勝利した馬です。新潟2歳Sは二桁着順
の馬までがそれ以後のOPクラスのレースを好走しており、その頂点に立った
この馬は評価が高くなって当然です。しかし、休みを入れ、京王杯2歳Sで復
帰したものの、それまでの安定感からすると信じられない大敗を喫してしまい
ました。
京王杯2歳S時は、休み明けによるリスクで指数が減少したことによる敗戦
と考えられますが、いつもなら折り合い良く先行する馬が、道中でズルズルと
後退し、後方から大外を回すロスはあったものの(アポロドルチェはそこから
勝っていますので、全く外差しが通用しない馬場というわけではなく)、直線
で全く伸びなかったのはさすがに負けすぎに映りました。体調や精神面に何か
異常があった(ある)のではないかと思われます。
連勝時の馬自体の長所は、先行力があり、折り合って長い持続系の脚を使え
るところです。ただ、2戦目のマリーゴールド賞の内容が3着のリーベストラ
ウムとそれほど変わらなかったため新潟2歳Sの予想時には軽視していました。
新潟2歳Sも、その組でスムーズにレースを進められた3着馬ゴールドスト
レインがいちょうSで惨敗しており、その比較からすると「新潟2歳S勝ち」
の価値は実はそれほど強調できる実績ではないのかもしれません。今回は大外
枠を引いてしまったこともありますから、復帰リスクがあるものの、再度消し
て妙味と考えます。
14.ラルケット(パスキエ)59↓
<加速○、持続○>
父ファルブラヴ 母父サンデーサイレンス
新馬戦の勝ち時計は1.21.8と、スズジュピターの勝ったダリア賞にコンマ4
秒差の素晴らしい時計でした。このレースを走ったメンバーでは、2着馬ドゥ
ービリーヴイン、5着馬コウヨウマリーン、7着馬ヨシサプライズ、8着馬ア
ロマキャンドル、9着馬プレサンティールの5頭が勝ちあがっていて、他にも
すぐに馬券に絡んだ馬が多い印象です。しかしながら、3着馬ジュセトゥ、4
着馬ニシノイノーマス、6着馬サマーミッドナイトらは未勝利戦で人気になり
ながら惨敗をしており、ただ時計が速いというだけで飛びついてはいけない好
例となっています。
ラルケット自身はこの後、サフラン賞を使い優勝。レベルを証明したような
勝利ですが、このレースは0.2差の2着にメジロアリスが入り、7着のフラミ
ニアンウェイまでが0.3差に入る大接戦でした。直線で前が開かなかったとい
うことを言われていますが、映像を見た限りはそれほどのロスはありません。
むしろ、最内を走っていた馬たちや驚くほど大外を回したリーベストラウムの
ロスのほうが大きく、少し抜け出したとはいえ内容は誇れるものではないと思
います(その僅差の中には、ファンタジーSでオディールやエイムアットビッ
プに離されたサマーファインデイやりんどう賞でデューンにすら競り負けたリ
ーガルアミューズもいました)。
4.アロマキャンドル(藤田)63S
<加速◎>
父フレンチデピュティ 母父サンデーサイレンス
前走のいちょうSは、スタート良くドゥービリーヴインの2番手を追走、直
線入り口では4馬身は離されていたが、残り400mで仕掛けて50mで捕まえる
と迫ってきたスマイルジャックとアポロドルチェをなんとか抑えて勝利しまし
た。スマイルジャックは直後の東スポ杯2歳Sを3着、アポロドルチェは京王
杯2歳Sを1着しており、また、ゴールドストレインとショウナンアクロスが
見せ場なく敗れた点からも、このレースのレベルが高かったことがわかります。
2,3着馬よりは内容が薄いですが、直線の加速系の脚は光るところがありま
した。
未勝利戦は中山マイルを最内枠から逃げるという条件利もあったレースです
のでショウカクやマイネウインクに楽勝しているのも妥当でしょう。マイルを
2回走って2連勝しているのは強調点ですね。
父フレンチデピュティ、母父はサンデーサイレンスという血統。その傾向の
まま加速系に出ましたね。スローペースのほうが得意だと思われ、今回は展開
的にやや微妙。それでも、内枠の先行馬に藤田騎手ですから、ロスを少なくし
て直線まで溜める競馬ができそうです。指数も通用できますから本線で買って
おきましょう。
8.ハートオブクィーン(小野)61.5↓=
<加速○>
父ジョリーズヘイロー 母父ウッドマン
函館2歳Sを4馬身差で楽勝し、高い指数も持っている同馬ですが、京王杯
2歳Sで10着に見せ場なく惨敗。同じレースで函館2歳S3着のイイデケンシ
ンも同様に惨敗していることから、函館2歳S時の重馬場が特殊条件だったと
考え、その指数は無視します。
ラベンダー賞の指数は61.5級で、復帰リスクで戻るのもここまで。距離
延長リスクがあるため指数は更に下がる可能性が高いです。
血統的にも芝の重賞、しかもG1では通用できないと見て今回は消したいと
思います。
5.ニシノガーランド(プラード)58.2
<持続◎>
父メジロライアン 母父フジキセキ
持続系の脚を使って東京の赤松賞を2着しました。追って伸びると言っても
これまでの相手とこのメンバーは違います。超ハイペースで前がバタバタにな
っても他に指数上位の差し馬がいますから厳しいでしょう。
12.グラーフ(北村浩)58.3
<持続○>
父メジロブライト 母父ニホンピロウイナー
札幌2歳Sでは狭いインで苦しみ、少しだけ気になる馬でしたが、中距離路
線の崩壊とともに、札幌2歳S好走の価値もなくなりました。決め手がないの
で、暫くは様子見とすべき馬でしょうね。
13.カレイジャスミン(北村宏)59.8
<ダッシュ○、持続◎>
父タヤスツヨシ 母父エリシオ
先行できるセンスがあり、末脚がしっかりしているため重賞の札幌2歳S4
着を含め、ほとんど崩れていません。赤松賞は楽勝リスクのあったマルターズ
オリジンやいちょうS4着のドゥービリーヴインがライバルと目されるレース
でしたが、外枠からの発走もスムーズに折り合って、ライバルが末脚をなくす
横を良く伸びて悠々とゴールイン、抜群の安定感を見せつけました。
血統的に人気は全くしない馬でしょうが、今回の相手関係自体もG1だけに
厳しいですね。指数上位馬が距離延長リスクで大きくパフォーマンスを落とし、
エフティマイアやトールポピーも調子が悪く伸びを欠く等、沢山の幸運がなけ
れば馬券圏までは届かないと考えます。
赤松賞のパドックでは落ち着いていて、賢い顔立ちをしていました。良い雰
囲気のある馬です。
16.ヤマカツオーキッド(ホワイト)58≠
<スタート◎、ダッシュ○、加速○>
父ダンスインザダーク 母父ジェイドロバリー
札幌のOP、コスモス賞を勝った馬です。超スローペースを楽に逃げられた
恩恵があったレースでして、直後の札幌2歳Sでメッキが剥れて惨敗しました。
更に数段レベルの上がる今回は休み明けリスクもあり、とても狙えないですね。
2.トラストパープル(田中勝)58.5↓
<持続◎>
父マイネルラヴ 母父レオダーバン
前走のくるみ賞では外を回りながら最後の一伸びでナンヨーヒルトップ以下
に1馬身3/4の差をつけて勝利しました。しかし、SHPは特に強いもので
はありませんでしたし、マイネルラヴの上積みもここまでと思われ、このメン
バーでは指数下位ですから、今回は見送りとさせて頂きます。
このあたりから個々馬診断は佳境ですね^^;
迷いも色々ありますが、現状の予想力で判断していきます!
1.ヴァリアントレディ(和田)53★
<持続◎>
父ウォーエンブレム 母父シアトルスルー
キャリア1戦馬。新馬戦を走ったメンバーでは、3着のビジュアルクイーン
が先週の未勝利戦で4着。ここにレーヴダムールの2着をしていたサムワント
ゥラブ(2着)もいて、その差は0.2と僅差なのですが、内容的には指数差が
5ポイントはついていますから、いまいちな水準ですね。上がり最速で4着し
ていたローザブランカは先週の未勝利戦で1番人気3着。ハーマジェスティに
敗れてしまったので大物ではありません。すると、これらのメンバーで5着ま
で0.2差の僅差を制したこの馬にも過度な期待はかけられないです。
もちろん、上積みリスクは上限が設定されているものではないので、アルカ
ザンやミステリアスライトのように低指数からあっさり勝ってしまうこともあ
りますが、この馬の新馬戦はそれほどスローではありませんでしたし、上がり
最速でもありませんでしたから、ここでいきなりはないと考えます。
3連単を買われる方は、2,3着付けを100円で安心を買うのも方法ですが、
ここの予想では指名しません。1頭でも絞ります。
6.シャランジュ(村田)61.5
<加速◎>
父テンビー 母父コマンダーインチーフ
新潟2歳S2着、デイリー杯5着のキャリアが示すように能力についてはそ
れなりに高いレベルを持っています。しかし、新潟2歳Sでは最後の最後で追
い込んで来たように持続系のSHPを持っているかと思えば、デイリー杯では
直線で勢い良く追い上げて一時は2番手に上がったものの伸び脚が衰えて5着。
これは加速系SHPです。
この事象をどう読むか。私は、新潟2歳Sは大外ラチ沿いにベルトコンベア
ー(バイアス利)があり、新潟2歳Sの最後の追い上げも流れ込みであり、こ
の馬の本質は加速系◎と考えました。
この馬のローテーション、前走デイリー杯5着、前々走新潟2歳S2着とい
うと第一期(3年前)に阪神JFを制したショウナンパントルという馬が思い
出されますが、この馬は加速系ではなく持続系タイプの馬でした。デイリー杯
5着の内容も、後方から最後に差を詰めての5着とシャランジュとは違います。
そして何より、ショウナンパントルの勝利は内がポッカリと空いた幸運による
ものですので、「同じ馬柱だから買い」とは思いません。
流れが悪いのも気になります。この馬のベストパフォーマンスレースは新潟
2歳Sでしょうが、それが最後方からの追い込みでして、前走のデイリー杯の
敗因を溜めきれなかったからと考えれば、今回は最後方待機の戦法を採ってし
まう可能性が高いです。現に、前走のレース後に乗っていた四位騎手が「溜め
たほうが良い」と進言したそうなので尚更その流れに向かいそうです。
加速系の馬は後方からの競馬をすると、上位進出したところで脚が鈍ってし
まいますから、これは馬券圏が遠くなったと想像できます。
アロマンシェスの半妹ですから応援したい気持ちもありますが、それは私が
こっそり100円買っておく程度にとどめておきたいと思います。
7.マイネブリッツ(川田)63↓≠
<ダッシュ○、タフ◎>
父パラダイスクリーク 母父リヴリア
過去3走を見ると、クローバー賞は超スローペースを出遅れて、外から追い
込もうとするも決め手見せず4着。野路菊Sは逃げたエーシンプリリードが指
数を大きく落とす速い流れに乗ったが、先行勢ではしぶとく脚を伸ばそうとし
てキャプテントゥーレにクビ差の4着。ききょうSは逃げる馬がいないと見る
やハナを切って、マイペースの逃げでレッツゴーキリシマの追撃を抑える勝利。
特徴を一言で表現すれば、末脚SHP(決め手)がない馬です。
G1でこのような馬が馬券に絡むことが出来るとは思えないのですが、前走
負かしたレッツゴーキリシマが京王杯2歳Sで3着、野路菊Sで自らのほうが
向かない展開の中クビ差の勝負をしたキャプテントゥーレがデイリー杯を勝利
していますから、相手関係から妙味を感じますし、前に行って結果を出したこ
とで今回も先行する流れになるでしょうから、前残りの目への警戒にもなりま
す。
タフ系の馬は流れが速くなったほうが好走する可能性が増えますから、今回
エイムアットビップがいてくれるのは自身にとってもプラスと考えます。道中
溜めていたらこの馬の良さは発揮できません。タフ系はそれ自体がリスクです
から、指数を変動させたパフォーマンスを見せることがあります。先行馬の中
では内枠を引いていますし、父パラダイスクリークも面白いです。
爆穴でおさえてみましょう。川田騎手には積極的な競馬を望みたいですね。
15.トールポピー(池添)60.7↑
<加速◎、持続○>
父ジャングルポケット 母父サンデーサイレンス
この馬の取捨が難しい。前走指数を上げたのが復帰リスクと実質上積みリス
ク分とで整理できれば、ちょっと指数が足りないと考えて外差しロスもふまえ
て消せるのですが、何でもここ3戦は息を切らさずに上がってきたとの話もあ
り、本気を出していないケースも考えられます。
そして、池添騎手が親の厩舎のヤマカツオーキッドを蹴って、抽選に通るか
わからない段階でトールポピーを手放さなかったこと。池添騎手がそこまで入
れ込む馬ならやはり潜在能力を警戒しておさえる価値があると思います。
走法は前脚が高く見えるので京都よりも阪神のほうが合うかもしれませんね。
9.レーヴダムール(藤岡祐)58.5★
<スタート△、持続◎>
父ファルブラヴ 母父ハイエストオナー
キャリア1戦の上積みリスク馬です。新馬戦はまず出遅れて、最初の2F目
で脚を使って中団まで上がっています。そして、直線を向いて前が空くと持続
系SHPを発揮してサムワントゥラブを差しきりました。指数も普通に上積み
があれば圏内です。
最近の調教では一杯に追うことができていますから調子は良さそうです。
スタートさえ決められれば、G1の厳しい流れに乗ってパフォーマンスを上げ
てきそうです。
鞍上は弱化ですが、先日のマイルCSでスーパーホーネットに乗って初G1
にあと一歩という悔しい思いをしている藤岡騎手で、今年の春の松岡騎手に起
こった流れ(皐月賞2着で悔しい思い→ヴィクトリアマイルでG1初勝利)を
想起させます。モチベーションが上がっていることを期待して本線で買いたい
と思います。阪神JFは新馬から勝った馬がいないので、1着は難しいと思い
ますが。
G1ということで厳しい目で評価してきましたが、結局有力なのはエイムアットビップ、オディール、アロマキャンドルと現在上位人気をしている馬なんですよね。本命はちょっと人気薄から。
3.レジネッタ(武豊)64.5$
<加速◎、持続○>
父フレンチデピュティ 母父サンデーサイレンス
新馬戦10着→牝馬限定未勝利戦辛勝→牝馬限定500万条件戦辛勝→中1週
というローテーションで駒を進めてきた馬です。500万条件からのローテでは
過去のデータで活躍している例はないなど、これだけ見ると非常に微妙な馬な
のですが、前走のマイル戦の内容が良く、末脚SHPも充実していますから今
回は思い切ってこの馬に本命を打つことにしました。
この馬がなぜ本命に出来るのかというと、前走の500万下ではデューンとい
う馬が出ていましたが、この馬にレジネッタは0.5秒差をつけて勝っています。
デューンはファンタジーSにも出走していて、オディールとの差は0.9秒、エ
イムアットビップとの差は0.7秒でした。少し差がありますが、レジネッタの
勝った500万下は私の予想理論上でスローペースと超スローペースの間くらい
に判定されるペースで(表示は$(超スローリスク)としました)、ここの修
正をしたら大体同じ能力水準と計算できるのですね。もちろん、レジネッタに
は速い流れへの対応ができるかという未知の部分があるので、強さの信頼度は
低いですが、そこに賭けてみることにしました。
(長くなるのでデューンとの比較のみ書きましたが、この500万下に出走して
いた他の馬とのバランスも綺麗に調整しています)
エイムアットビップが押し切れるとは思えず、オディールもそこまで強いと
は思っていません。アロマキャンドルはいちょうS勝ちで実績は素晴らしいで
すが最後に脚が衰えたのを見ると勝ちまでは微妙。キャリア1戦馬の勝利はな
いとしたら…、こういうチャンスをモノにできる武豊騎手かなと。
先行力があり末脚SHPもある。自在性に優れていて内枠も有利です。
父フレンチデピュティ、母父サンデーサイレンスという血統(アロマキャン
ドルと同じ)です。父フレンチデピュティは加速系の馬を出しやすく、大舞台
は若干割引材料になりますね。今の母父サンデーの勢いなら勝てるのではとも
期待したいのですが。
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