第45回 宝塚記念
2004年6月27日
阪神 芝2200m
枠番
馬番
馬名
人気
データアートによる一次選考
着順
シルクフェイマス
差し馬場にならなければ好走可能
トレジャー
 
 
馬場・展開問わず消去
 
ゼンノロブロイ
今回軸として一番安定する。あとは騎手
ローエングリン
 
先行有利でもやや厳しい
 
ザッツザプレンティ
×
 
厳しいが天皇賞春を考慮すると?
サイレントディール
 
 
馬場・展開問わず消去
 
ダイタクバートラム
 
 
馬場・展開問わず厳しい
 
リンカーン
厳しいが差し有利ならヒモに
チャクラ
 
 
馬場・展開問わず厳しい
 
10
メイショウドメニカ
 
 
馬場・展開問わず消去
 
11
スティルインラブ
 
 
馬場・展開問わず消去
 
12
ホットシークレット
 
 
馬場・展開問わず消去
 
13
ツルマルボーイ
差し馬場になれば本命候補、重不良は苦手
 
14
ダービーレグノ
 
差し有利なら穴に一考
 
15
タップダンスシチー
先行有利でも差し有利でも対応可
アナログ調整
天気(Yahoo)コース馬場(JRA)
 
能力
天皇賞春が超Sペースの前残りになったため、データにも多少の影響が出そうだ。
 
馬場
木曜の夜から日曜までずっと雨予報。重以上は覚悟が必要だ。1週目の差し馬場レベルは土日とも0。2週目の馬場でもまだやや内先行有利ではないだろうか。しかし、ここにきて雨予報、馬場がどうなるかは当日把握するしかない。
内先行
展開
逃げしかないという馬はいない。しかし、ローエングリンは逃げ実績度が高く、前走逃げずに負けた上に、一昨年の実績もあるので逃げる可能性が高い。この馬が逃げた場合、Mペース以上になる可能性もある。最近逃げれないホットシークレットが出走してくればHペースも警戒したい。重馬場になれば、時計が速いか遅いかわかりにくくなり、余計リスクは高い。
M〜MH
騎手
 
 
GI予想コラム(or各馬展望)

〜馬場差対応のエメラルドデータで去年のリベンジをしたい〜

★宝塚記念の過去23年の連対馬を見て思うこと(23年の根拠はアホヌラさんちのレースデータがそこまでのため)。

 1981年以降23年の宝塚記念優勝馬でこれが初GI制覇となったのが14回。天皇賞春8回、天皇賞秋11回、有馬記念6回と比較してもやはり多い。そして、そういう初GI制覇となった年を除いた9年の傾向は、その年の天皇賞春を勝った馬が勢いに任せて勝つケースが6回と多い。この2パターンで決まらなかった3回は、93メジロマックイーン、96マヤノトップガン、99グラスワンダーで全てその時点でGIを2勝以上している大関、横綱クラスの馬が勝った年だった。
 前走天皇賞春を1番人気で勝ってきた馬は7頭いるが、宝塚記念で(4.3.0.0.0.0)と信頼できる。安田記念組の好走タイプは安田記念3着以内かつ1800m以上の混合別定G2以上戦で連対経験があり、さらに長距離の古馬GIを使っているか、前年のマイルCSで連対している成績安定型。条件にはめて絞ると(3.5.1.0.0.0)となっている。

 これらを踏まえて今年の宝塚記念を展望すると、天皇賞春を勝ったイングランディーレが回避するため、天皇賞春馬の連勝はない。また現時点GI2勝以上馬というと、ヒシミラクル不在、ネオユニヴァース回避のためいない(スティルインラブは牝馬限定での3冠なので該当しないと思う)。よって今年は初GI制覇の年と見る。天皇賞春1番人気勝利馬はいないが、安田記念の好走データはツルマルボーイが満たしており、2,3着に突っ込んでくる可能性はそれなりに高そうだ。

 初GI制覇となった14回を見てみると、前走天皇賞春で2〜4着に惜敗していた馬の巻き返し、あるいは中距離の実績馬の戴冠が並んで5回、安田記念惜敗組が3回、前走条件戦と完全な上がり馬が1回、となっている。天皇賞2〜4着といえば、ゼンノロブロイ、シルクフェイマス、チャクラ。中距離実績馬といえばマグナーテン、ローエングリン、ゼンノロブロイ、シルクフェイマスあたりかなあ。以上は傾向にすぎませんが。


★エメラルドデータによる各馬展望(ファン投票順)

1位●リンカーン 〜前走の謎を抱え〜
 天皇賞春ではデータアートの好走条件のほぼ全てを満たしていたにもかかわらず、Sペースに引っかかり13着の惨敗。どうなってるんだ。4歳4強は弱かったのだろうか? 9馬身、9馬身、7馬身でそう言われることが多いが、僕はそんな単純なものじゃないと思う。有馬記念のシンボリクリスエスは確かに別格だったけど、彼はすでに横綱だったし、タップダンスシチーのJCは前残りの馬場&展開。天皇賞春も展開。4歳が言われるほど弱いとは思わない。そういえば、4強といわれ、1頭以外馬券圏から消えたのは91年のメジロマックイーン、メジロライアン、ホワイトストーン、カリブソングのときだったと思うが、その年の宝塚記念はメジロライアン、メジロマックイーンで決まっている。有馬記念2着の好走切符がどれだけ効くのか、それとも天皇賞春の二桁着順の影響は大きいのか、注目している。エメラルドデータではエックスオー#、レッドボックスがあるので来ないタイプだが、イエローボックスが1つ。差し馬場になればおさえるくらいでいこう。ファン投票1位は好走するというジンクスを真に受けるファンとは一線を置きたい。

3位●ゼンノロブロイ 〜勝春、GI連敗ストップへ大チャンス〜
 神戸新聞杯時には4歳最強と言われたが、その後は4着、3着、2着、2着と冴えない成績。しかし最近の4戦はいずれも2500m以上の長い距離で中距離の阪神競馬場に戻れば一番の条件揃うというところだろう。それからここ4戦の凡走は騎手のミスも多く、能力そのものは4歳世代の中では高いと思うので、例年の傾向でいったらこの馬の戴冠だ。エメラルドデータでは、ブルー○2、イエロー1.5とエメラルドラインが確定しており、差しレベル2以上にならない限り馬券圏は外さないはず。去年の神戸補正を使えば、さらにこの馬の評価が上がり、今回軸にできるのはこの馬しかいないか。ただし、イエローのついた有馬記念3着、天皇賞春2着はいずれも勝ち馬から大きく離されており、単純に現状の好走切符が連動するか、やや不安な点も残された。また、騎手にはオリヴァーに替わって田中勝春へ予定が変更された。オリヴァーもあまり上手くないそうなので、勝春に替わるのはオッズUPの効果が期待できると見たい。また騎手のせいで勝ちきれないかもしれないけどなぁ。普通に先行して、早仕掛けしなければ大丈夫だと思いたい。

4位●ザッツザプレンティ 〜元々の能力に疑問あり〜
 4強の中で一番弱いのがこの馬。好走したときは、不良馬場のラジオたんぱ杯、ダービー3着、JC2着、良では菊花賞の安勝のこれしかない騎乗だけ。阪神大賞典もファストタテヤマ、ナムラサンクスに詰め寄られ強いとは思わなかったし。やはり金鯱賞では3着とその程度の馬だと思う。菊花賞勝利が前5走の馬柱から消え、エメラルドデータで買う要素はない。天皇賞春のレッドボックス、エックスオーでは×1、脚質的に浮上することもないゾーンにおり、今回は馬券に絡める必要は全くないと見る。安勝もツルマルボーイを選んだし、そろそろ人気自体も下がってくるとは思うんだけど、ファン投票ではタップより上なのね。

6位●タップダンスシチー 〜前言撤回、1番人気の可能性も〜
 当サイトの番付では休養しているヒシミラクルに次ぐ現役2位の大関クラスとしている実績馬。前走ではしっかり金鯱賞を勝ち、宝塚記念へのローテーションとしては問題ない。しかし、シチーとか哲三とか血統とかで今回も断然人気にはなりそうもない。それならと中心に考える手もあるように思うが、他の視点からちょっと怪しい面がある。7歳という年齢だ。過去23年の連対馬、それに3着馬を加えた馬を見ていって7歳以上馬はいない(ちなみに3歳馬も2002年ローエングリン3着だけ)。元々参加してくる高齢馬も少ないのだが、過去その期間で3頭いた5番人気以内の人気馬はみな馬券圏から外れている。エックスオーデータにも、年齢で×をつける項目があるのだが、2001年のダイワテキサスで、イエロー(好走切符)ではかなりいい印だったが凡走し、年齢なのかな〜と回顧した記憶がある。ベストパフォーマンスができる条件は去年のほうが揃っていたように思う。エメラルドデータではブルーが×1、イエローが0.5で年齢をジンクスと考えても勝ち切るレベルにはない。差しバイアス、ハイペースになったら今回は馬券圏から消える可能性が高い。

8位●ツルマルボーイ 〜安田記念組の好走条件を満たすが条件はイマイチ〜
 安田記念は6番人気まで軽視された。マイル戦4戦が全て4着以下ということで例年のタイプではなかったが、天皇賞秋を思い出せば長い府中は格好の舞台であり、相手関係でも格上だったここは狙いどころだったように思う。で、宝塚記念では人気が上がるぶん今度は消したいところだが、データでは消せない。安田記念組の宝塚記念好走パターン(ワンポイントデータより)は、格上レース使用が多く、安田記念で追込んで僅差入着であり、過去12年でカミノクレッセ、イクノディクタス、グラスワンダー、ダンツフレームに似たタイプ。有馬記念のレース回顧で書いているように、有馬記念4着以内馬は翌年GI戦線で良績をあげる例が多く、安田記念で気を吐いたとはいえ、宝塚記念でも軽視できる素材ではない。一方、エメラルドデータではエックスオーで×1、イエローは1.5ボックスあり、相手次第だがヒモ程度。エメラルドデータによる順位はやはりイマイチゾーンだ。去年は×2から馬場差3で巻き返せたが、今年も前日に雨が降るなどの援護があるだろうか(この馬にとっては、ただ雨が降ればいいってもんじゃないんだよね。去年の馬場が今年も生まれれば頭まで堅いけど、それは望めないだろう)。あとはハイペースの展開待ちか。

9位●スティルインラブ 〜牡馬混合の壁〜
 去年の3冠牝馬。前走の金鯱賞では初の混合G2戦だったが、やや折り合いを欠いたせいか全くいいところがなく、あえなく撃沈。アドマイヤグルーヴが5着と健闘してはいるが、この2頭の牝馬のレベルはこの程度なのだろう。こういうのを見るとエアグルーヴやヒシアマゾンの偉大さがよくわかる。エメラルドデータでは、エックスオーで#、レッドライン1ということで、買う要素がない。脚質からの浮上もなく、人気にはならないと思うが、馬券に絡める必要はない。

14位●チャクラ
 ステイヤーズS(一応別定G2)を勝っており、そこそこの格馬だが、能力はまだまだ厳しいものがある。天皇賞春では4着と健闘したが、内を先行してのものであり、あまり推せない。目黒記念を勝ったので十分ではないかな。脚質的に浮上する目もなく、×2、イエローなしでは馬券圏はないだろう。レッドがないし×も2程度なので真ん中くらいの着順には来れると思うけどね。

15位●ローエングリン 〜一昨年はメンバーに恵まれていた〜
 一昨年の3着馬。前走は安田記念で、無理に逃げず5着という結果だった。逃げての実績が光る馬だけに不満の声もあるかもしれないが、あれは横山典Jの好判断。ハイペースだったので逃げていたら天皇賞秋の再現となったところだろう。しかし、この馬は一定のラップでしか走ることができず、常に終いが甘くなる。マイラーズCなんて普通ありえない負け方だよ^−^; しばらく勝ち星にも恵まれず、能力はそこそこあるがGIではワンパンチ足りない。一昨年のメンバーよりは先行馬が揃っているので、不安のほうが大きい。エメラルドデータではエックスオーで×2、イエロー、レッドともになし、先行属性である。先行有利になったとしても、タップやロブロイ、シルクに劣るため馬券圏は厳しい。もちろん、差し馬場になれば速攻消える。

17位●シルクフェイマス 〜宝塚伏兵パターンに当てはまるのはこの馬だ〜
 天皇賞春はスローペースの前残り。だからそんなに強いとは思えないのだが、京都記念まで5連勝した実績、特に1.0離した日経新春杯があり侮りすぎもよくない。あの天皇賞春はよくわからない結果だったしなぁ。中距離で勝ち上がってきた上がり馬は宝塚記念好走するタイプであり、極端なバイアスがなければ馬券圏も期待できる。エメラルドデータでは、ブルー○1、イエロー1とエメラルドライン級。ただし、前走の着差1.4はぎりぎりで、1.5だったら即消えていたくらいなので信頼度は低め。馬場と展開次第。
 最内を引いたので、四位乗りの脅威もないのであとは内馬場が悪くならなければ好走可能。

  ●サイレントディール 〜久しぶりの芝、データ的には厳しい〜
 前5走すべてダート。それで休み明けで宝塚記念を好走できるほどの器ではない。エメラルドデータでもエックスオーで#、レッドラインと厳しい。

  ●ダービーレグノ 〜雨といえば、ダービーの記憶〜
 穴はダンツジャッジを考えていたが出走回避。代わりとなるのはこの馬くらいか。一応、去年の有馬記念で6着という実績もあるし、別定G2戦も結構戦ってきている。外枠なので、内が悪くなる差し馬場なら結構面白い。良のほうがいい馬だとは思うのだけど。エメラルドデータではエックスオーで×1、イエローもレッドもなし。やや差し属性。

  ●メイショウドメニカ 〜実はもう7歳で〜
 格も低く高齢、ここで通用するとは思えない。エメラルドデータでもエックスオーで#、レッドライン。

  ●ホットシークレット 〜この記念出走で引退かな〜
 往年の強さは見られない。もう限界だろう。エメラルドデータでもエックスオーで#、レッドライン。先行属性。

  ●ダイタクバートラム 〜前走不利も、厳しいデータ〜
 前走は不利があったが、それでも長期休養明けからハンブルグCを使って負けた過程は疑問。もともと去年の天皇賞春しかチャンスがなかった馬なので、今更。エメラルドデータではエックスオーで×4、イエロー、レッドなし。

  ●トレジャー 〜藤沢&外人騎手だが、来る目はなし〜
 唯一レッドボックス2こついた馬。エックスオーも#であり、ここは不要。

 神戸地方は昨日から雨。明日もあさっても天気予報はあまり良くない。土曜は雨が確実のようだが、日曜は案外くもりのような気がする。そうすると、まさかの去年の馬場再現もあるかもしれない。安勝に引き続きラッキーが巡ってくるのか、注目しよう。こんな予報なので馬場は当日の傾向を見ないとわからず、事前予想は若干留保した形となってしまうのをお許し願いたい。早速エメラルドデータの修正が問われる舞台となりそうだ。ここできっちり当てるぞ。


バイアス調整(差しレベルの算出は秘密。あまり細かいものではない)

差しレベル0
◎ゼンノロブロイ、○シルクフェイマス、▲ツルマルボーイ、△タップダンスシチー

差しレベル1
◎ゼンノロブロイ、○ツルマルボーイ、▲シルクフェイマス、△タップダンスシチー、リンカーン

差しレベル2〜3
◎ツルマルボーイ、○ゼンノロブロイ、▲ダービーレグノ、△リンカーン、×シルク、タップ、チャクラ

注、重・不良苦手なツルマルボーイは馬場状態に注意

なかちゃんの結論
馬名 騎手 備考
ゼンノロブロイ 田中勝 滅多なことでは本命にできない騎手だが、硬度の高いデータアートで頭ひとつリードしていれば、なんとか連は確保してくれるのではないか。
シルクフェイマス 四位 内先行有利を維持していれば、好走可能
ツルマルボーイ 安藤勝 差し馬場になればこの馬の出番
タップダンスシチー 佐藤哲 先行有利でも、差し有利でも、いまいちな位置に落ち着きそう
×
     
リンカーン 
武豊  
天落
タップダンスシチー
リンカーン
佐藤哲
武豊
人気と比較するとどうかなっと。
馬券
オッズ情報(netkeiba.com)
賭け金
硬度判定3×データ硬度A30000×0.1=9000円 
買い目

馬連
対応差しレベルの◎馬から、○〜△馬まで流す

三連複
対応差しレベルの◎○馬から、▲〜×馬まで流す

結果と反省、データ更新等  結果情報(JRAホームページ)


 宝塚回顧、遅くなりましたがやっておこう。予想は「△○注◎ ▲…」の入線だったが、馬券的には残念ながら的中することができなかった。ゴール寸前でゼンノロブロイがリンカーンに差されなければ三連複でOKだったのに、ここが武豊と田中勝春の差…。リンカーンとザッツザプレンティがそこそこ好走できたので天皇賞春がやはりおかしかったということになる。天皇賞春の惨敗による消去データは改善する必要はあるが、ここまでは事前にある程度覚悟はしていたのでまぁいいだろう。

 敗因の原因はタップダンスシチーを軽視したことだ。エックスオー×1、イエローラインで△の印を打ったが、もう一度調べてみたらエックスオーは±0。そうするとツルマルボーイ(×1、イエローボックス)よりも上になり、▲と△は入れ替わっていた。それから、タップダンスシチーの馬柱には、ジャパンC1.5秒差勝ちがあった。中距離範囲のしかもGIのレースで大楽勝していたのはデータアート的には事後的にいくらでもプラスアルファの修正ができる。こんな大差勝ちは過去にも例がないので、○2くらいにすることができ、これでロブロイと同じ。また、ロブロイは有馬記念や天皇賞春の3,2着でイエローがついていたが1秒以上離されていたことで下に修正ができる不安ははじめから書いていた。

 ちなみに当日の馬場差チェックは差しレベル0。本番のレースも先行有利で決まったので、来年以降も使えるという手ごたえはつかんでいる。




 
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