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〜樫座流星群データ始動〜
さあ、今週からまたGIが始まりますね。今週は牝馬クラシック2冠目のオークスですが、今回の予想のポイントは「ダンスインザムードの取捨」と「ダンスを買うならヒモは?」といったあたりでしょうか? ダンスインザムードは相当の人気集中が予想され、能力を否定するものではなくても穴党は消すレースとなるんでしょうね。今年のオークスは従来の直線一気データと併せて、樫座流星群データも使って予想してみましょう。
オークスは桜花賞と違い、重賞実績が問われるレース。
過去12年の3着以内馬36頭中、「桜花賞3着以内」or「今年の重賞勝ち」or「今年のマイルOP勝ち」(桜花賞予想で春一番で消したタイプ)実績のなかった馬は7頭。7頭では更に、フローラS2着が2頭、忘れな草賞を勝ってきた馬が3頭で、その他のローテーション&実績で好走した馬は、97年のナナヨーウイング、超スローだった00年のオリーブクラウン(フラワーC2着あり)だけ。
今年で言えばダンスインザムード、アズマサンダース、ヤマニンシュクル、スイープトウショウ、ダイワエルシエーロ、ドルチェリモーネ、メイショウオスカル、レディインブラック、グローリアスデイズ、ヤマニンアラバスタまでで3着以内が決まることが予想される。
逆に該当しなかったセカンドノホシ、ラグレスロマニー、ギミーシェルター、フレンチアイディア、ウイングレット、マルカフローリアン、レイナシンフォニー、シルキーフレンドの8頭は消そう。
ここからは例によって1頭ずつ取り上げます。
11.メイショウオスカル 〜不振のローテで相手も強化〜
フローラSで先行していたのがデータでは厳しい。フローラSは開幕週の馬場で、ここで前残った馬は本番では通用しません。92年カガミセンカ、95年ジョージビューティ、ジョウノカオルコ、97年オレンジピール、98年マックスキャンドゥ、99年フサイチエアデール、00年マニックサンデーの例を参考にして消します。アナログでも能力の底は見せている。
16.グローリアスデイズ 〜桜花賞出走していないキャリア4戦の1勝馬の出走は過去12年で例がない〜
忘れな草賞は仕掛け遅れ(ズブく)3着、フローラSは中団からハナ差まで詰め寄る2着を含むキャリア4戦馬。新馬戦7着も勝ち馬キングカメハメハなら仕方がない。上々の素質を感じさせる。しかし、フローラSを6番手以内からで馬券に絡んだ馬は過去12年でいない。一番後ろでレディパステルの8-7-7。アナログでの能力評価も現状ではまだ足りない。馬柱の良さと岡部騎乗でそこそこ人気になるなら軽視する。
17.レディインブラック 〜OPまでの実績では〜
無印。アネモネSで今年のマイルOP勝利経験あり&春一番だった馬なのだが、データでは「前5走に重賞または忘れな草賞で3着以内のない馬は(0.0.0.3.3.69)、桜花賞5着からのサニーサイドアップも来ていないし、今年のほうが来るタイプのメンバーが揃っている。調べてみたがアネモネSは関連低い。また、アナログでもやや内先行有利の馬場だった桜花賞で大外を回したわけでもなく、4角はうまく捌いたものの伸びなかった。大外回ったヤマニンアラバスタやギミーシェルターよりも弱いという評価でいいはずだ。共同通信杯も牡馬相手で前が止まらなかったとはいえ負けすぎ。
4.ドルチェリモーネ 〜成績は悪いが安勝と忘れな草タイトルで…〜
そこそこ人気になるんじゃないか? 忘れな草賞はオークスとの関連があり、過去12年の優勝馬(前走に限定しない)では、94年チョウカイキャロル、98年エリモエクセル2頭のオークス馬を輩出している。また、3着以内馬でも、92年キョウワホウセキ、02年ユウキャラットがいる。しかし、この実績から忘れがちなのが、忘れな草賞を勝ってきて凡走した馬もたくさんいるという実態だ。5番人気以内に支持された馬では、96年ナナヨーストーム3番人気15着、97年ナイトクルーズ5番人気7着、00年グランパドドゥ2番人気5着がいる。本番3着以内に入った馬4頭のうち3頭が忘れな草賞を0.5秒差以上で楽勝していること(例外エリモエクセルはキャリア4戦、前々走は大きな不利があった)に着目して今回は軽視してみたい。忘れな草2着のフレンチアイディアがスイートピーSで惨敗しているのも後押し。
6.ヤマニンアラバスタ 〜データとアナログの狭間で〜
年末、ホープフルSの回顧を書いていた頃から「この馬はフラワーCで連対し、クラシックではさっぱりなパターン(メイショウヤエガキやマイネヌーヴェル)になるのではないか」と評価していた。ここまでは正にその通りの実績で、今回のオークスでも消去データには該当しなかったものの春一番該当馬ではなく、強調材料は乏しくなっている。ただ、アナログでは捨てきれない能力を感じる。ホープフルSで差した相手にはマイネルマクロスとマイネルブルックがいたし、阪神JFや桜花賞では道中スムーズに立ち回れていない。体重が回復していたら3連複の穴にしたいと思っていたがなんだこの人気わ。
×8.アズマサンダース 〜桜花賞より着順は下がると思うが3着の可能性を否定できず〜
もちろん1勝馬だからというのもあるが、名前のせいでパッとしないままここまで好走してやってきた。実はサンデー産駒だったり。札幌2歳は先行有利すぎる馬場だったし、チューリップ賞と桜花賞がやや先行有利の馬場だったので、僕のこの馬の評価はいまだに高くない。データでは連対率もよく、マイル2連対ある桜花賞2着馬なので安易には消えてくれないのだが、まずダンスインザムードよりは弱いのは確実。精一杯の抵抗で×とさせてもらおう。
△13.ダイワエルシエーロ 〜データ派好みの馬柱だが、過信はできない〜
クイーンC勝利馬は92年サンエイサンキュー2着、99年ウメノファイバー1着、03年チューニー1着の例があるようにオークスとの相性が良い。去年出たばかりでそれなりの人気がしてしまうのが欠点だが、だからといって買わないわけにはいかないだろう。春一番にばっちりはまって桜花賞1桁着順で負けた組であるし、桜花賞では接触の不利、大外枠の不利があった。しかし、母ロンドンブリッジの血統背景、能力比較でスイープトウショウより上に見ることはできず(クイーンCは外差し馬場ではまった感がある。紅梅Sはスローの展開から粘った)、4番手の評価とした。クイーンC勝ったからといって馬券圏内の安定度はあまり高くはないので、4〜7着というケースも十分ありうる。
▲7.ヤマニンシュクル 〜2歳女王だが、あのレースの価値をどう考えるか〜
好走データZとVのふたつに該当している。ちなみにデータZは桜花賞3着以内でいくつかの条件を満たした馬に与えられるもので、今年は3着以内馬3頭とも満たしている。もうひとつのVは桜花賞で追い込んだ馬の中で条件を満たす馬に与えられるもので、今年はシュクルとスイープが該当(これは過去9頭が該当し複勝率100%)。2つも好走データがあるので本命でもいいくらいなのだが、やはりダンスインザムードは強いとみて印は落とした。上位3頭はデータ的な土台から他の馬より抜けている見立てとなる。シュクルとスイープの差は鞍上と、これまでの実績で。
○1.スイープトウショウ 〜直線一気の府中オークスで本来の末脚が爆発〜
好走データVを満たし、アグネスパレードやユウキビバーチェのようにオークスでの巻き返しが期待できる。内枠を引いたのでデュランダル乗りをしなくてもよいと思うが、今の馬場で大外に出した場合、前にいる馬を捕えきれないのではないかと思う。不器用なのがこの馬なんだけどね。でも毎回差し脚は一級品のものを発揮しているので(桜花賞は外差しがやや不利な馬場だった)、血統での距離面の問題がなければ好走できるはずだ。ゴッドインチーフでないことを祈る。
◎5.ダンスインザムード 〜どこまで強いのだろう〜
いろいろ考えたがこの馬が馬券圏を外すシーンは考えにくいと判断した(3着はあるかもしれない)。これまでの4戦でも目一杯の競馬をしている様子はなかった。桜花賞馬がオークスで負けるのは、大抵スピードに優っているタイプの馬が頑張って走りすぎて長い距離と直線で脚が鈍るのであるが、ダンスのこれまでのレースを見るとちゃんと鞍上の指示に従って仕掛けているし、中距離1800mも克服しているようにスピードが優りすぎている馬ではない。ダービーに行ったら切っただろうが、オークスならしょうがないかなと。武豊も相当自信あるみたい。
オークスでこんなに本命寄りの予想になるとは思わなかった(^^;
(データVに気がついたのが最近なので)
何があっても牝馬のレースだからと言えてしまうので、あまり賭けないほうがいいでしょう。
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