〜2004年日本ダービーへの道ファイナル、今年のダービー馬は?〜
ついに今年も競馬の祭典日本ダービーですね! 僕は本命党なので非常に相性の良いレースで、99年アドマイヤベガ以降、全て的中しています。今年も当てられるように、早速今年の予想を始めましょう。今年から、エックスオーデータだけではなく、◆9ディメンジョンシステム◆と名づけた更に大きいデータ集で予想します(と言っても、たいした変更はないんですが)。
あまり時間が取れないので、例によってデータでいらない馬は消しちゃいましょう。
【消去データ馬滅】によると、アドマイヤビッグ、キョウワスプレンダ、マイネルデュプレ、メイショウムネノリ、マイネルマクロス、スズカマンボ、グレイトジャーニー、コスモサンビームの好走可能性は低い。
【ワンポイントデータ】によると、アドマイヤビッグ、ホオキパウェーブの好走可能性は低い。
【エックスオーデータ】によると、キョウワスプレンダ、グレイトジャーニー、コスモサンビーム、スズカマンボ、ピサノクウカイ、フォーカルポイント、メイショウムネノリの好走可能性は低い。アドマイヤビッグ、ハーツクライ、ホオキパウェーブ、マイネルデュプレ、ヴンダー、マイネルマクロスもやや厳しいタイプ。
【皐月賞組データ】によると、グレイトジャーニー、マイネルデュプレ、キョウワスプレンダ、ハーツクライ、メイショウムネノリ、スズカマンボの好走可能性は低い。
【青葉賞組データ】によると、アドマイヤビッグ、ホオキパウェーブの好走可能性は低い。
【プリンシパルS組データ】によると、ヴンダーの好走可能性は低い。
【京都新聞杯組データ】によると、ハーツクライ、スズカマンボの好走可能性は低い。
まとめると、残留馬はキングカメハメハ(2)、コスモバルク(1)、ダイワメジャー(1)、ハイアーゲーム(1)、マイネルブルック(3)の5頭(括弧書きは【ダービーへの道アナログ】でのクラス)。人気になる馬ばかりだが、今年のダービーはこれらの実力馬での決着になると読む。オークスを見た限り、それほどおかしなバイアスにはなっていないから、天気が崩れなければ荒れないでしょう。では、5頭の各馬評価を。
◎9.コスモバルク 〜カク地馬の応援・贔屓ではなく、実力での本命〜
上がりの速い流れで最後の差し脚は光るものがあった皐月賞。ダービーはこの馬で決まりという空気もあったのだが、ダービートライアル青葉賞でこれまで大きく崩れていないハイアーゲームが楽勝、シェルゲームが出られなくなった藤沢勢ではプリンシパルSでピサノクウカイが勝利、京都新聞杯ではハーツクライが怒涛の追込みを炸裂させ、皐月賞はどんどん昔のことのように感じられるようになってきた。そして極めつけがNHKマイルCのキングカメハメハ。クラシック戦線で堅実な走りをしていたコスモサンビーム、メイショウボーラーを5馬身突き放しての圧勝! なんと、当日はこの馬に1番人気を譲る気配である。でも、忘れちゃいけないんだ。ダービーの一番のトライアルレースは皐月賞だってこと。確かにキングカメハメハの能力はダービーでも突き抜けるほどのものかもしれない。でも、マイル戦で結論付けることはできない。データでの安定度はこの馬がNo.1、複勝は銀行馬券のレベル。データの後押しは、
【らくらく軸データ】で、<7>獲得。例年では連対確実なタイプ。
【ワンポイントデータ】で、皐月賞上位組の好走条件を満たしている。また、弥生賞勝ち馬の好走データもある。
【エックスオーデータ】で三重○、筆頭。
【皐月賞組データ】で(2:3)、好走に十分な値である。
○12.キングカメハメハ 〜NHKマイルC5馬身差勝ちの価値は〜
エリカ賞の頃は豊がうまく乗っただけという感じの評価で、案の定京成杯で脚色をあらわした。しかし、それからの成長ぶりはすごいもので、すみれS→毎日杯→NHKマイルCと全て楽勝で乗り越えてきた。前走の5馬身差も、後方から大外を回ってまだ余裕のある走りだったが、前2,3走の好位からの差しきりもなかなかの貫禄。見栄えの良いところも手伝ってこれで1番人気になりそう(金曜前売りで単勝1.9倍)。降雨の予報もこの馬には幸いで、データでもアナログでもバッサリ消せる器ではない。でも、ずっと勝てるほど競馬は甘くないので直感では3着くらいな気がする。これはアナログを更に越えた直感なんだが、あまり過去に例がないのでデータでいい理屈をつけることができないので。クラシック等級も2線級というところに落ち着けていました。
【エックスオーデータ】で○★、伝統のこのデータではヒモ筆頭。
▲17.ハイアーゲーム 〜外枠の蛯名で本来の能力が削がれるかも〜
能力ではラジオたんぱ杯からコスモバルクとそう変わらないと評価していた。その後も、弥生賞で惜しくも皐月賞の権利を逃すものの、内先行の馬場に殺されたもので、同じ条件になって苦戦が予想された皐月賞には行かなくて良かったと考えられる。フラットな府中ならコスモバルクを差せるかもしれない。今回は外枠を引いてしまい、4角で外回している間についた先行馬との差をどれだけ詰められるか、やや不安が残る。先週の馬場の傾向だと前も残っているからね。ここ2年連対馬を出している青葉賞組だが、以前まではさっぱりだっただけに本線にしていくことには抵抗があるが、データをしっかり満たしてきたこの馬を推さないわけにはいかない。
【エックスオーデータ】で□★、ヒモ2番手。
【青葉賞組データ】で(1:1)<2>と好走可能レベル。
△4.ダイワメジャー 〜2冠の夢をデムーロに託す〜
今回は普通の馬と同じ調教をされている。もうちょっとビッシリ追ってほしかったが、当日のテンションには引き続き気をつけよう。言われているように皐月賞は先行有利の展開&馬場で抜け出しただけの内容で、これ自体からはフラットでの能力ではコスモバルクに敵わないように思われる。=ハイアーゲームにも劣るということで、△まで印を落とした。しかし、芝2戦目(芝未勝利)で皐月賞を制した潜在能力は驚くべきものがある。デムーロは皐月賞前からこの馬は府中2400mが合うと言っていたようだし、距離も問題ないと見る。スプリングS、中盤のきつかったあの流れで粘った二枚腰を見せてもらいたい。自分的にはPOG馬で、巷でも囁かれるサニブー再来説も望むところ。データでは好走データと危険データどちらも混在していて評価は難しい。
【ワンポイントデータ】で、皐月賞上位組の好走条件を満たしていないが、一方で皐月完勝の好走データもある。
【エックスオーデータ】で○、ヒモ3番手。
【皐月賞組データ】で(1:1)<2>は連対率8%、複勝率15%で厳しい。
×3.マイネルブルック 〜皐月賞凡退組の中では筆頭と見たい〜
皐月賞を大外回して8着としぶとく、内枠の藤田も面白い。寒竹賞を見るとホオキパウェーブより強いと考えられるし、きさらぎ賞でハーツクライを3馬身離し、ブラックタイドに競り勝った。能力でもライン上のものはあるはずだ。
【エックスオーデータ】で★、ヒモ4番手。
【皐月賞組データ】で(1:1)<1>、ダイワメジャーと同じで厳しい。
【ダービーへの道アナログ】で再確認。クラシック4線級以下である、ヴンダー、キョウワスプレンダ、グレイトジャーニー、スズカマンボ、ピサノクウカイ、メイショウムネノリはまずいらない。ライン上の3線級にアドマイヤビッグ、コスモサンビーム、ハーツクライ、フォーカルポイント、ホオキパウェーブ、マイネルデュプレ、マイネルブルック、マイネルマクロスだが、皐月賞4角でそれほどのロスなく行ってそれほど詰められなかったフォーカルポイントはいらない。青葉賞インインで岡部がうまく乗ったホオキパウェーブもいらない。ハーツクライもスズカマンボが好走するときに同じくらいの走りをしているだけで、アナログでは消したいタイプ。コスモサンビームも府中でキングカメハメハにあれだけ決め手の差を見せつけられては買いにくい。ただしコスモサンビームは皐月上位組の好走データを一応満たしている。マイネルデュプレも共同通信杯と相手関係が違いすぎて府中だからと手を出すのは根拠に乏しい。マイネルマクロスは皐月賞のほうが期待できるタイプだっただけに今回府中のフラットでは厳しい。アドマイヤビッグは骨折休養明けとしては上々の前走内容だが、どうせ豊人気するしな。やっぱりマイネルブルックで。
力勝負
人気同士でもいいじゃないか
ダービーくらい
あとは頼む
良馬場で…
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